【徹底比較】NFTとは?トレンドの背景と話題のNFTゲームまで詳しく解説
2021年、暗号資産市場の盛り上がりや取引環境の充実、IPコンテンツの参入などを受けて、NFTが世界的なトレンドとなり大きな注目を浴びた。日本でも暗号資産取引所のCoinCheckがNFTマーケットプレイスサービスの開始や、LINEや楽天などがNFTに参入したこともあり、2021ユーキャン新語・流行語大賞に「NFT」がノミネートされた。
次の図はGoogleトレンドによって「NFT」がどれほど検索されているかを表したデータであるが、グラフを見て分かるように注目度は確かなようだ。
図1.Googleトレンド「NFT(日本)」2020年1月1日から2021年12月31日
図2.Googleトレンド「NFT(世界)」2020年1月1日から2021年12月31日
NFT(Non-Fungible-Token)を端的にいえば”唯一性を持ったデータ”のことだ。データそのものに個別IDがつけられているイメージである。このNFTの物語は2015年にローンチした「Ethereum(イーサリアム)」がスマートコントラクトという仕組みを可能にしたことから始まっている。
ちなみにNFTについて深く知りたい方はこちらの書籍を参考にしていただきたい。
(参考)NFTの教科書 / 天羽健介、増田雅史
https://amzn.to/3otTGTk
私たちが生活する上で使うあらゆる身の回りの製品に規格が存在するように、スマートコントラクトと呼ばれるオートメーション機能にもいくつかの規格が生まれた。そのうちの一つ、2017年にERC-721という規格が生み出されたことによってコピーや改竄が不可能なデータ、すなわちNFTが生まれたのだ。
NFTの火付け役となったのはゲームだった。そのゲーム「CryptoKitties」は2017年から今もなお多くのユーザーによって遊ばれている。
Twitter創業者のジャック・ドーシー氏が最初に投稿したツイートがNFTとして290万ドル以上で購入されたことなど、2021年から始まった世界的なトレンドは現在も続いている。2022年初頭からNFTに関するニュースは後を絶たない。NFTの勢いは今後より大きくなるだろう。
この記事ではNFTに関する基本知識やNFTを活用した事例を紹介する。またNFTがゲームとの組み合わせによって広まり、ゲームがNFTで最も人気のあるアプリケーションの1つであることから、NFT×ゲームについて詳しく紹介していく。
具体的にはNFTゲームの紹介や実際に記事執筆者がプレイした「Arc8」の体験話を紹介したい。最後まで読んで頂ければ、NFTの基本知識やゲームというアプリケーションがNFTのプレゼンスを高めていることが分かる。
NFTゲームをプレイすれば暗号資産やブロックチェーン、本記事のメインテーマであるNFTについての全貌が見えてくるだろう。
NFTとは
ここではNFTの概要やブロックチェーンの規格など基本的な部分を紹介する。
1-1 NFTの定義
NFT(Non-Fungible-Token)とは代替不可能なデータのこと。データ不正やデータ隠蔽といった言葉をよく耳にすると思うが、NFTの場合こういったことができない。その理由はNFTがスマートコントラクトによって個別化されているからだ。
イメージとしてはマイナンバー制度を思い出してほしい。マイナンバー制度は1個人に対し12桁の番号が振り分けられているが、NFTは1データに対し数字・アルファベットの組み合わせが振り分けられている。
これによって今まで不可能だったデータに唯一性を持たせることに成功した。この革新的なイノベーションによって、2021年のNFTの取引総額はブロックチェーンデータ会社のChainalysis社の最新レポートによると、409億ドル(約4兆7100億円)だったとしている。
1-2 ブロックチェーン規格
「Bitcoin(ビットコイン)」や「Ethereum(イーサリアム)」のような暗号資産はブロックチェーンという技術によって成り立っている。このうち、代替不可能なデータというNFTの存在を可能にしたのは Ethereum だ。ローンチされたのは2015年。Ethereumはスマートコントラクトという仕組みを実装しており、これまでにいくつかの規格が生まれている。
これらの規格はERC(Ethereum Request for Comments)と呼ばれていて数多くの規格が存在する。そのうちERC-721はNFTにとって基盤となる規格になっている。規格についてまとめたサイトがあるので関心のある方は参照頂きたい。
(参考)ERC スマートコントラクトについて
https://eips.ethereum.org/erc
ほかにもNFTに関わっているスマートコントラクトとしてERC-2309やERC-2981がある。NFTはERC-721上のトークンであることが分かったが、このERC-721という規格の特徴はどのようなものなのか。
1-3 ERC-721
この規格は代表的な規格であるERC20よりも複雑な規格で、複数のオプション拡張があり、いくつかのコントラクトに分かれている。ERC20はトークンの量を引数で指定しているのに対し、ERC721はトークンIDを引数で指定している。
(参考)ERC-721について
・OPENZEPPELIN
https://docs.openzeppelin.com/contracts/3.x/erc721#:~:text=ERC721%20is%20a%20standard%20for,across%20a%20number%20of%20contracts.
・GALAX-BLOCKCHAIN
https://gaiax-blockchain.com/erc721
1-4 NFTの技術インフラ
さて、ERC-721がNFTの基盤となっていることについて紹介したが、昨今ではイーサリアムだけではなく「flow」や「polygon」といった多くの基盤が生まれている。
これらはガス代が高いといったイーサリアムの技術的な制約によってNFTに関する理想のサービスを作ることができなかったことを背景に登場した。
イーサリアムと他のブロックチェーンの時価総額を見比べれば分かるように、イーサリアムの優位性は保たれたままだ。その一方でNFTに焦点を合わせたブロックチェーンも続々と登場している。
NFTブームの火付け役となったCryptoKittiesなどユースケースの紹介
ここからはNFTブームの火付け役となったCryptoKittiesなど様々なNFTプロジェクトを紹介する。
2-1 NFTの火付け役、NFTゲーム「CryptoKitties」
ここまでNFTの基本知識について紹介してきたが、ここからはNFTが実際どのように活用されているのか見ていきたい。
まず最初に紹介するのはNFTゲーム「CryptoKitties」だ。このゲームはカナダのDapper Labsが開発し2017年11月にローンチした育成・コレクションゲーム。
(CryptoKitties ホームページより)
ゲーム内でプレイヤーは猫の売買や交配をし自分だけの猫を集めていく。売買にはEthereum(イーサリアム)を使い、マーケットプレイスでキャラクターを購入できる。キャラクターの価値は常に変動するため、レアなキャラクターを持っていれば売ることで稼ぐことも可能だ。
Dapper Labs 社は2020年にバーチャルトレーディングカードゲーム「NBA Top Shot」のローンチやNFT取引シーンで利用されるブロックチェーン「Flow」の開発などこのビジネス領域で存在感を発揮している。
(参考)
・Dapper Labs ホームページ
https://www.dapperlabs.com/
・CryptoKitties サイト
https://www.cryptokitties.co/
2-2 NFTとのコラボレーション事例
前項ではNFT×ゲームの事例を紹介したが、ゲーム以外の分野とのコラボレーション事例も多くあり、次に紹介するのはNFT×アートの事例だ。
2017年に「CryptoPunks」というNFTアートプロジェクトが始まった。これは世界初のNFTアートと言われており、アメリカのLarva Labs社が企画したものだ。
(CryptoPunks ホームページより)
AIによって自動生成された24×24のピクセルアートがNFTとして複数販売された。決済事業者大手のVISAがこのNFTを購入したことで当時大きな注目を集めた。
(参考)CryptoPunks ホームページ
https://www.larvalabs.com/cryptopunks
NFT×アート関連としてもう一つ紹介すると、「Hashmasks」というプロジェクトがある。世界各国から70人のアーティストが参加するチームによってデジタルアートが作成され、NFTとして販売された。
(Hashmasks ホームページより)
2021年にプロジェクトが開始され、わずか1週間で$900 million という売上を記録したということでこちらも大きな注目を集めた。
(参考)
・Hashmasks サイト
https://www.thehashmasks.com/
・Opensea – Hashmasks コレクション
https://opensea.io/collection/hashmasks
この記事ではNFT×ゲーム、NFT×アートのほんの一例しか紹介していないが、NFT×音楽やNFT×メタバースなど数多くのプロジェクトが毎日のようにアナウンスされている。
この記事の読者の方はそれぞれ趣味があると思うが、その分野とNFTのコラボがすでに起こっているかもしれないので是非チェックしてみてはいかがだろうか。
NFTゲーム「Arc8」を体験してみた
ここからはNFTゲームの一挙紹介や、筆者が実際に体験したNFTゲーム「Arc8」のレポートについてです。
3-1 Play to Earn! ゲームを遊びながら稼ぐことが可能な時代に!
(代表的なPlay to Earn (P2E)ゲーム:Axie Infinity ホームページより)
ここまでNFTの基本知識とNFTと他分野のコラボレーション事例を紹介してきた。ここからはゲームをプレイすることでお金を稼ぐことができるNFTゲームの紹介や実際に本記事の執筆者が体験したNFTゲーム「Arc8」についても紹介していく。
遊ぶことでお金を稼げられるゲームはメインストリームに登場してこなかった。しかしNFTブームをきっかけに火がつき始めている。ゲームをプレイして稼ぐことをPlay to Earn(P2E)と表現されるが、すでにローンチされているP2Eゲームでどのようなものがあるのだろうか。
<初期投資ゼロ!NFT初心者でも始めやすいNFTゲーム>
プロジェクト | ジャンル | 公式サイト |
Crypto Spells | Card game | https://cryptospells.jp/ |
Sorare | Soccer Card Game | https://sorare.com/ |
Decentraland | Metaverse | https://decentraland.org/ |
Alien Worlds | SF Mining Game | https://alienworlds.io/ |
Arc8 | Various Mobile Game | https://www.gamee.com/arc8 |
Thetan Arena | PvP Battle Game | https://thetanarena.com/ |
Town Star | Farm Simulation Game | https://townstar.com/ |
Gods Unchained | Trading Card Game | https://godsunchained.com/ |
Job Tribes | Card Battle Game | https://jobtribes.playmining.com/en/ |
Mines of Dalarnia | Mining Action Adventure Game | https://www.minesofdalarnia.com/ |
My Crypto Heroes | MMORPG | https://www.mycryptoheroes.net/ja |
<初期投資必須!人気を集めるNFTゲーム>
プロジェクト | ジャンル | 公式サイト |
Axie Infinity | Monster Battle Game | https://axieinfinity.com/ |
The Sandbox | Metaverse | https://www.sandbox.game/jp/ |
CryptoKitties | Correct and Breed Game | https://www.cryptokitties.co/ |
NBA Top Shot | Basketball Trading Card Game | https://nbatopshot.com/ |
Splinterlands | Monster Card Battle Game | https://splinterlands.com/ |
Farmers World | Farm Simulation Game | https://farmersworld.io/ |
次にこれからローンチされる予定のP2Eゲームをみていきたい。
P2Eゲームは初期ユーザーであるほど利益を得やすい構造となっているので、ローンチがこれからにも関わらず期待されているNFTゲームにアンテナを立てておいて損はないはずだ。
<正式リリース直前!注目必至のNFTゲーム>
プロジェクト | ジャンル | 公式サイト |
Star Atlas | Universe MMORPG | https://staratlas.com/# |
Doctor Who | Trading Card Game | https://doctorwho-worldsapart.com/ |
Monsters Clan | Monster Battle Game | https://www.monstersclan.com/ |
ILLuvium | 3D Open World RPG | https://www.illuvium.io/ |
Monster Galaxy P2E | Monster Battle Game | https://www.playmonstergalaxy.com/ |
DeFi Kingdoms | DeFi Game | https://defikingdoms.com/ |
Guild of Guardians | Fantasy RPG | https://www.guildofguardians.com/ |
Galaxy Fight Club | PvP Battle Game | https://galaxyfightclub.com/ |
My Neighbor Alice | Builder Game | https://www.myneighboralice.com/ |
Wilder World | metaverse | https://www.wilderworld.com/ |
RareRound | Bet NFTs Casino Style Game | https://rareround.com/ |
このほかにも様々なNFTゲームがあるが、なかでも「Star Atlas」には特に注目したい。これまでのNFTゲームと比べてグラフィックが高精細であることなどは特徴的だ。
(Star Atlas サイトより)
このゲームはコンソールゲームやPCゲームなどと縁の深い Unreal Engine シリーズの最新機種「 Unreal Engine5 」で開発されている。
これはオンラインゲーム Fortnite(フォートナイト)などで有名なアメリカの Epic Games 社開発による最先端のゲーム開発エンジンであり、今までのP2Eゲームと一線を画す映像美や細かな表現描写が可能だ。
今までのP2Eゲームのグラフィックはクラシック調なものがほとんどだったが、Star AtlasやILLuviumなどのグラフィックレベルは非常に高い。是非チェックしてみて頂きたい。
またこの他にもこれからローンチされるP2Eゲームは存在するので、関心を持った方は探してみてはいかがだろうか。今年の2月初旬頃にはオーストラリアのP2Eゲーム「STEPN」という移動するだけでお金が貰える( Move to Earn )ゲームがTwitterを中心にバズり始めるなど、色々な形でNFTゲームが今後も現れてくるにちがいない。
3.2 NFTゲーム「Arc8」の紹介
これまですでに人気のあるP2Eゲームやこれから正式にローンチされるP2Eゲームを紹介してきた。
次に筆者が実際に体験したP2Eゲーム「Arc8」について詳しく紹介する。初期投資なしで手軽にNFTゲームを遊ぶことができると考えこのゲームを選択した。
「Arc8 -Compete & Win Rewards」は香港発 VC Animoca Brands ファミリーでチェコのスタートアップ GAMEE が開発、運営しているモバイルP2Eゲームだ。Android、iOSともに対応していて、それぞれのAppストアで無料ダウンロードすることが可能だ。
(Arc8 ホームページより)
<iOSの方はこちら>
https://apps.apple.com/app/arc8-gmee-community-network/id1583002431
<Androidの方はこちら>
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gamee.arc8.android.app
Arc8というアプリを開くと、アプリ内には Marble Dash や Pixel Dungeon などといったゲームが多数収録されている。ゲームプレイヤーは数あるゲームの中から好きなゲームを基本プレイ無料で遊ぶことができる。
ゲームを始める最初の段階で、MetaMaskのようなウォレットを用意する必要はない。ゲーム内ではクレジットとGMEEトークンが採用されていて、クレジットは無料。
一方、GMEEトークンはBinanceに上場している仮想通貨だ。時価総額は2022年2月1日の時点で26億円程度。
アプリ内にArc8専用のウォレットが搭載されており、Binanceアカウントを作っておくことで日本円に換金することが可能だ。
※MetaMask イーサリアム系の仮想通貨ウォレット。アカウント作成する場合、偽サイトがあるのでご注意。
(公式HP)https://metamask.io/
※Binance 香港発、世界最大級暗号資産取引所。
(公式HP)https://www.binance.com/ja
(Arc8 ホームページより)
Arc8はまるでゲームセンターのようだ。記事公開時点でゲームは全部で11種類ある。どのゲームもスコア制となっており、ハイスコアを目指す。それぞれ簡単に紹介する。なお、ゲーム紹介文は筆者オリジナルのものである。
・Marble Dash
左右をタップすることでボールが転がっていく方向を調整し落とし穴や障害物を避けるゲーム。タップしすぎるとコースアウトするから気をつけて!
・Pixel Dungeon
コインを稼ぎながらゴールを目指すゲーム。ダンジョンにはワープや罠が仕掛けられている!
・Globo Run
ボールを横スライドで動かして障害物を避けてポイントを稼ぐゲーム。判断力が大事!
(Arc8 ホームページより)
・Wizard’s 21
ブラックジャック(トランプカードの数字の合計を21にする)を作るトランプカードゲーム。筆者はこれが一番得意!
・Hexonix
六角形ブロックのパズルゲーム。シンプルで取り組みやすい!
・Pirate Solitaire
パイレーツ風のソリティアカードゲーム。BGMをONにして楽しもう!
(Arc8 ホームページより)
・99 Blocks
9×9のナンプレ型ブロックパズルゲーム。こちらもシンプルでパズルゲームが得意な方は是非!
・Samurai Hold’em
7枚のポーカーゲーム。ロイヤルストレートフラッシュに挑戦するのみ!
・ATARI Asteroids
宇宙船を操作するSFゲーム。急に隕石が襲いかかってくるから気をつけて!
その他にも
・Solitaire Star
ソリティアを題材としたトランプゲーム。ソリティアが得意な人は有利かも!
・Tube Runner(New)
宇宙船を操作し障害物を避けハイスコアを目指すゲーム。ひと昔流行ったTemple Runを思い出す!
といったようなゲームがある。
ゲームモードは「練習」と「トーナメント」の2つが基本でどちらにもプレイするにはクレジットが必要だ。このクレジットはログインボーナスやゲームをプレイしていれば手に入る。
「練習」モードでは対戦相手に勝利したとき、クレジットを手に入れることができる。勝利を重ねていくことで、ランクアップの仕掛けもある。
「トーナメント」モードでは、好成績を残すとGAMEEトークンを手に入れることができる。このモードで遊べるゲームの中にはG-Botと呼ばれるロボットNFTを所有していないと遊ぶことができないゲームも存在する。
(Arc8 ホームページより)
G-Bot NFT所有者限定のゲームは、他のトーナメントゲームに比べて多くのGAMEEトークンを手に入れることができやすい。
3.3 NFTゲーム「Arc8」を体験してみた
筆者がP2Eゲームをまとめていく中で実際に遊んでみたいと思い、高品質で手軽に遊ぶことができそうだと感じた Arc8 を選択した。ここでは Arc8 の体験エピソードを紹介したい。
(筆者はiPhoneユーザーのため、App Storeからダウンロード)
プレイするにあたって新しく用意するものはなかった。ダウンロード後、アプリを立ち上げるとすぐにゲームがプレイできる状態になった。次の写真はゲームのトップ画面。
(Arc8 トップ画面)
UI(ユーザーインターフェース)はなかなか洗練されたものだと感じた。もちろん初めて見る画面であったが、余計な情報がなく日本語にも対応している。操作性も良く快適だ。
Arc8 アプリのゲームをプレイすることで、クレジットとトークンを獲得することができる。クレジット(写真左上部の紫色アイコン)はログインやデイリーのタスクをクリアすることでゲットできるが、従来のゲームのように法定通貨に換金することはできない。
その一方で、トークン(写真左上部の青色アイコン)はP2Eの仕組みで仮想通貨や日本円などに換金することが可能である。トークンはGMEEトークンといい、暗号資産取引所やゲーム内のトーナメントで好成績を残すことができればゲットすることができる。
(Wizard’s21 のプレイ画面。カードの合計が22以上でBURSTしてしまう。3OUTで終了)
ゲーム内容はシンプルだ。5分以内にできるだけ早くブラックジャックを揃え、全てのトランプカードを捌き切る。山札を0枚にする。ハイスコアを目指すためにコンボやタイムボーナスを意識する必要がある。
カードを置くことができるのは4箇所あり、どのカードをどの箇所に置くかは重要だ。ブラックジャックを揃えるために、戦略が必要になるだろう。
筆者は2月1日から2月7日までの期間内にスキマ時間を使って遊んだライトユーザーだ。その結果、0.33 GMEEトークンを得ることができた。3月14日午前0時の $GMEE は 1 $GMEE = ¥10.75 なので、ごくわずかだが約 3 円稼いだこととなる。
このArc8は世界で100万ダウンロードを超えているスマホブロックチェーンゲームであるが、よりプレイヤー人口が増えGMEEトークンが注目されればトークンの価値は上昇していくだろう。初期費用も掛からず日本語対応もしている海外発のP2Eゲームはまだあまりない。
少しのプレイでトークンがもらえると最初は思いもしなかったが、興味を持たれた方は是非ダウンロードしてみてはいかがだろうか。
まとめ
今回の記事では、
・NFTの基本知識
・NFTとメタバースやアートなどとのコラボ事例
・初期費用有無の切り口で紹介したNFTゲーム情報
・本記事執筆者が実際にプレイした「Arc 8」の体験談
を紹介してきた。
本記事ではNFTゲームを中心に紹介してきたが、記事の中で述べたようにNFTは様々な分野とコラボの可能性がある。今後もNFTゲームは大きく成長していくと考えられるので、引き続き注目していきたい。
NFTの基本を理解した今、NFTの世界に思い切って飛び込んでみてはいかがだろうか。
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