【中編:GRA 岩佐大輝×RPAホールディングス 高橋知道】「成功者は壮絶に努力してる」若手起業家の戦い方

【中編:GRA 岩佐大輝×RPAホールディングス 高橋知道】「成功者は壮絶に努力してる」若手起業家の戦い方

ー岩佐さんが東日本大震災後、被災地を拠点としてGRAを設立したきっかけは?

高橋:東日本大震災があって、農家さんにとって大変な状況になったと思います。それから逆境を乗り越えて、地元の山元町に戻られた時のお話を教えてください。

岩佐:東日本大震災の時は東京で働いていたのですが、かなり揺れましたね。「これは大地震だな」と思ってテレビをつけたら。自分の家の周りが津波に飲み込まれていました。大変なことになったと思いましたね。

高橋:それはショックですよね。自分の故郷が被災したと知って、その後何かされたりしたんですか?

岩佐:両親の安否も分からないので、援助物資を車にたくさん積み込んで、震災から数日後に宮城に戻りました。そして社員総動員で山元町の安否状況をデータベース化して、全国の山元町にゆかりのある人たちに届けるということをボランティアでやり始めました。

高橋:安否状況をデータベース化というのは山元町を離れている人からすれば非常に心強いですね。他には何かされたりしましたか?

岩佐:毎週の週末にボランティア活動で山元町に帰り、イチゴの農家の手伝いをし始めました。例えば泥をスコップで取り除いて農地として再生するようにしたりだとか、人の家の泥を処分したり物を運んだりするという活動をしていましたね。

高橋:津波によってもたらされた大量の泥を取り除く活動は非常に大変だったと思います。その活動を通じて何か感じられたことはありますか?

岩佐:素晴らしい活動でしたし、多くの出会いもあったのですが、せっかく世の中の役に立つことをするのであれば、自分のプロフェッショナルな領域で勝負するべきだと強く思いましたね。

高橋:確かにプロフェッショナルな領域で勝負した方が世の中に貢献できますよね。

岩佐:泥かきが苦手というわけではないですが、0から作ることしかやったことがなかったので、起業しようと思ったんですよ。それが震災後に新しい農業を始めるきっかけになりました。

高橋:なるほど。新たな事業を始めるのは大変なことだと思うのですが、農業を始めるにあたって協力してくれた方もいらっしゃったんでしょうか?

岩佐:山元町に東京からボランティアに行っていた時の仲間、そして山元町で出会った仲間とかですね。ちなみに今の副社長は山元町で私たちのボランティア活動のコーディネーターをしてくれていた人です。

高橋:周りの方に凄く恵まれていますね。岩佐さんが新たな事業を始めた際についてきてくれるというのは素晴らしい関係だと思います。

ー岩佐さんはGRAを設立した当初、どのような苦労をされたのか?

高橋:新たな形の農業を始めたことで苦労されたことはありますか?

岩佐:山元町は村社会で、古い考えが残っているところなんですね。農家同士で技術の革新も教えあったりしないし、データをとるということもないんですよ。

高橋:なるほど。山元町にはデジタルがあまり根付いていなかったんですね。

岩佐:私が求めているのは農業日誌に「今日水をあげた」と書くようなことじゃないんですよね。水を何リットル、何時に何分間隔であげて、天気や蒸発量はどうだったかということまで知らなきゃいけないと思いますし、そうすれば農業はすごく変わると思いました。

高橋:確かにより良いイチゴを作るにあたっては具体的に様子を記した方がデータも増えますし役に立ちそうですね。

岩佐:農業先進国に視察に行き、農業の勉強を行いました。そしてこの視察を通じて、農業のデジタル化、いわゆる農業のDX化をすれば絶対うまくいくと確信したんですよ。

高橋:農業のDX化をいざやってみてどうでしたか?

岩佐:収穫量がかなり増えて、普通の農家が同じ面積で収穫する量の倍の量を収穫できるようになりました。品質もかなり良くなりましたね。

高橋:へぇ、それは凄いですね。現在岩佐さんはイチゴをブランド化されていますが、それはどのように始められたんでしょうか?

岩佐:品質が良くなったからといって高く売れるわけではないんですね。そこで品質の良いイチゴの象徴として「ミガキイチゴ」というブランドを作り、売り始めました。

高橋:高品質でも高く売れるとは限らないというのは凄く厳しい世界ですね。最初はどのような感じでやられてたんでしょうか?

岩佐:最初は少ない人数でした。テクノロジーを導入しながらも、栄養面は全部ドブ板営業でしたね。作ったイチゴを宮城から東京の大田市場という市場に持っていき、市場のバイヤーさんに毎日のように食べてもらって感想を聞いたりしていました。

高橋:市場のバイヤーさんからの感想はどうでしたか?

岩佐:「不味い、ペッ!」ってされるんですよね。「絶対そんなことないだろう」って思いましたね(笑)結局それはパフォーマンスだったことが後で判明したんですが、諦めずにもう一回持って行きました。

高橋:諦めずにもう一度持って行ったことで何か変化はありましたか?

岩佐:バイヤーさんが私のことを覚えてくれました。若いやつが東北から通って頑張ってるからということで、「じゃあお前競りに参加するか?」と言われるようにもなりましたし、そこからさらに仲良くなりました。

高橋:そういう縁もあるんですね。仲良くなったことで岩佐さんの事業に何か好影響はありましたか?

岩佐:はい、かなり良い影響がありましたね。最終的に「じゃあお前のイチゴのブランド品を作るぞ!」ということになって、市場の中でプロジェクトを立ち上げてくれたんですよ。

高橋:市場の中でプロジェクトを立ち上げてくれるのは凄いですね。これが岩佐さんが現在携わっていらっしゃる「ミガキイチゴ」の始まりということですよね?

岩佐:はい、そうなんです。市場の仲卸さんが伊勢丹の子会社で、イチゴを伊勢丹で卸していたので、市場や伊勢丹の人を巻き込み商品開発を始めました。これが「ミガキイチゴ」の始まりです。起業して3年目くらいまでにはの認知度が徐々に上がっていきましたね。

ードブ板営業からの大成功!両社代表が考える成功者のマインドは?

高橋:「ミガキイチゴ」を作り上げるまでのドブ板営業もそうですけど、当初は岩佐さんの態度がいろんな形で試されていたんでしょうね。

岩佐:今考えるとそうだと思いますね。「本気かどうか」というのを試されていたんだと思います。

この後両社代表が成功者のマインドについて語り尽くします!成功したいと考えている起業家・事業化の方は必見!続きや詳しい内容は以下のYoutubeの動画をご覧ください。

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