【2021年度版】関東地方 ステージ別スタートアップ支援一覧

【2021年度版】関東地方 ステージ別スタートアップ支援一覧

一口にスタートアップ支援といっても、スタートアップ支援と呼ばれる取り組みは多く存在するため「自社がどの支援を受けるべきか」お悩みではないでしょうか?

スタートアップにおける受けるべき支援は、その企業の現状のステージや活動の拠点となる地域、求める支援内容により異なります。そこで本記事では地域・ステージ別に分けて関東地方における支援を求めるべき団体や利用すべき制度をご紹介します。
この記事を読めば、あなたに最適なスタートアップ支援を見つけることができるでしょう。

OPEN VENTURESでは、「今の事業に悩みがある方」から「これから起業を考える方」まで、可能性ある若手起業家を積極的に支援しています。壁打ちのご依頼や、事業に関するアドバイスなどお気軽にご相談ください!
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スタートアップ支援とは 

技術革新によって社会変革をもたらすべく急成長している企業や事業を指すスタートアップに対して、CVCやVC、行政がノウハウの提供や資金援助を中心に事業拡大を支えることをスタートアップ支援といいます。

プレシード期~シード期の起業家におすすめのスタートアップ支援

 スタートアップ支援における支援サイドは大きく分けると行政と民間企業という二つに分類することができます。本章では、プレシード期~シード期の起業家におすすめの行政と関東地方における地方自治体のスタートアップ支援をご紹介します。民間企業によるスタートアップ支援についてはこちらよりご覧ください。

行政のスタートアップ支援

 行政のスタートアップ支援には、国が主導しているものと、地方自治体が主導しているものの二種類あります。

国のスタートアップ支援

引用元:J-Startup 公式サイト

  国が主導しているスタートアップ支援とは、経済産業省が主催している「J-Startup」のことを指します。

 2018年6月に立ち上がった「J-Startup」は、

実績あるベンチャーキャピタリストやアクセラレータ、大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦によって選定された企業”を官民連携で海外進出を視野に入れ、徹底的にサポートする取り組みです。

 起業家が応募する公募ではなく、推薦型であるため、全ての起業家が一概に支援を受けられる制度ではありません。

 しかし、現在は『J-Startup TOHOKU』や『J-Startup CENTRAL』といった特定地域と連携することで、支援対象を拡大しています。

関東地方における地方自治体のスタートアップ支援

 地方自治体が主導しているスタートアップ支援は主に対象地域に居住していることが条件ですが、北関東などへのUターンやJターン、Iターン者対象のものも多くあります。地方自治体ごとに支援は異なるため、ここでは地方自治体ごとにご紹介します。

東京都のスタートアップ支援 

引用元:東京都創業NET公式HP

 東京都のスタートアップ支援では、セミナーから事業立ち上げまで、

スタートアップから事業計画、開業支援、さらには創業者どうしの交流まで、様々な情報を幅広い方々にワンストップでの支援をしています。

 また、イベントも開催しています。

 東京都ではプレシード期~シード期の中でも、ステップ1(入門編)、ステップ2(計画編)、ステップ3(実践)と3段階のステップに段階分けし、幅広く支援を行っているので、事業の援助して欲しい部分にフォーカスした支援を受けることができます。

茨城県のスタートアップ支援

引用元:茨城県公式HP

 茨城県のスタートアップ支援では、つくば市の研究機関等と連携してのイベントやセミナーの開催が中心です。参加者に特出した制限はないですが、つくば市外や県外からの人材確保を目的としているものもあります。

 また、

産学官が連携し、発展・事業化から定着までを一貫して支援し、茨城から世界に挑戦するベンチャー企業の創出

 に向けて取り組んでいます。

栃木県のスタートアップ支援

引用元:栃木県産業振興センター

 栃木県のスタートアップ支援では、相談やプログラムから補助金まで幅広い支援です。

 助成金による資金援助に関しては、とちぎ未来チャレンジファンド活用助成事業(創業支援)創業分野があります。ただし、助成対象者は、中小企業者、企業組合、NPO法人、LLPとして創業する者に限られています。

 また、事業内容に関して制限はありませんが、

① Society5,0 社会の実現加速に向けた第4次産業革命(IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等)に関連する技術等を利活用する事業計画、② 海外展開に関連する事業計画、の二点に関する事業内容に関しては一定の配慮がなされます。

群馬県のスタートアップ支援

引用元:ぐんま創業情報ポータルサイト

 群馬県のスタートアップ支援では、創業塾と呼ばれるセミナーとイベントが特徴的です。創業塾は、群馬県内各所で開催されています。創業イベントに関しては、2021年2月現在、2021年12月まで、開催予定はありませんでした。

埼玉県のスタートアップ支援

引用元:埼玉県公式HP 

 埼玉県のスタートアップ支援では、インキュベーション施設の提供が特徴的です。さいたま市を中心に県内各所30カ所にインキュベーション施設が点在しています。他にも、無料相談会や各種セミナー等が開催されています。

千葉県のスタートアップ支援

引用元:千葉県公式HP

 千葉県のスタートアップ支援では、相談からインキュベーション施設の提示、イベントの開催、融資と幅広く行っています。
 千葉県内の経済団体をはじめとする官民連携のベンチャー企業支援組織『ベンチャークラブちば』が主催するビジネスコンテストは年に1回開催されています。
 融資に関して、

対象者は千葉県内で新規開業をしようとする方、または創業後5年未満の方です。ただし、事業所の場所が千葉県内であることが要件となりますので、住まいが県外であっても問題はありません。

神奈川県のスタートアップ支援

引用元:神奈川県公式HP

 神奈川県のスタートアップ支援では、『かながわスタートアップ・ビザ Kanagawa Startup VISA』を中心とする外国人向けの起業支援が特徴的です。
 ただし、対象者は神奈川県内で起業を予定している外国人(原則として、現在、外国に居住する方)に限られています。
 また、事業内容にも限りがあります。

①未病・ライフサイエンス事業(バイオ関連、医療機器等)
②エネルギー関連事業(創エネルギー、省エネルギー、蓄エネルギー等)
③IT・ロボット事業(ソフトウェア関連、AI関連、IoT関連、ICT関連等)
④観光事業(誘客促進、観光魅力づくり等)
⑤上記のほか、本県における産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点向上を図ることに資するものとして、神奈川県知事が特に認めるもの

これらのいずれかに当てはまる事が求められています。

 

民間企業のスタートアップ支援

ピッチコンテストが特徴的な民間企業

OPEN VENTURES

引用元:OPEN VENTURES

 OPEN VENTURESでは、毎月1回ピッチコンテスト『OPEN PITCH』を行っています。完全オンラインで全国の若手起業家を対象に開催されています。
 『OPEN PITCH』では、複数のメンターによる個別メンタリングといった手厚い支援を受けることができます。
 また、OPEN VENTURESでは、ピッチコンテスト以外にも無料で「壁打ち」や「事業へのアドバイス」を行っています。「今の事業に悩みがある方」から「これから起業を考える方」まで、OPEN VENTURESは可能性ある若手起業家を積極的に支援しています。

F Ventures

引用元:F Ventures

 F Venturesでは、年に1回ピッチコンテスト『TORYUMON』を行なっています。ただし、対象者は九州の学生に限られています。

サイバーエージェントキャピタル

引用元:サイバーエージェントキャピタル

 サイバーエージェントキャピタルでは、毎月1回ピッチコンテスト『Monthly Pitch』を行なっています。
 資金調達のためのマッチングを特徴的としているため、VCやエンジェルも集います。また、海外開催のピッチコンテスト『Monthly Pitch Asia』も開催しています。

ワンステップ支援が特徴的な民間企業

OKINAWA Startup Program

引用元:OKINAWA Startup Program

 OKINAWA Startup Programでは、沖縄県主要8社によるプログラムです。
 プログラムの参加条件は、

①催企業各社の事業の立ち上げまたは自社サービスの拡大を希望するスタートアップであることや、業種・業態は不問だが、急拡大を見込めるビジネスプランを有していること”

 ②すでにローンチ済み、もしくは本プログラム期間内にデモが可能なサービスやプロダクトを有していること

 ③法人であるか、または令和2年度中に法人登記を完了すること

 ④沖縄県内に本社あるいは事業所を有する、または令和2年度中に県内に事業所を設置予定である方に限る。

 ⑤業種・業態は不問だが、急拡大を見込めるビジネスプランを有していること。

 ⑥メンタリングおよび育成プログラムに可能な限り参加できること

⑦デモデイに参加できること。

⑧代表者もしくはチームがビジネスに集中し、成長に最大限コミットする意志があること。

上記8項目を満たす必要があります。
 また、個人ではなくチームでの参加が推奨されています。そのほか応募に関する詳細はHPに記載されていますのでご確認ください。

資金援助が特徴的な民間企業

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

引用元:伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

 伊藤忠テクノロジーベンチャーズでは、

事業計画書ではなく企業が本人への投資

を指針に、VCとして、投資を行なっています。公募ではなく、選定基準の詳細は公開されていません。

株式会社ANOBAKA

引用元:株式会社ANOBAKA

 株式会社ANOBAKAでは、インターネット全般に投資をしており、投資領域に制限はありません。また、投資レンジは1000万円~5000万円です。

アーリー期~レイター期の起業家におすすめのスタートアップ支援

行政のスタートアップ支援

国のスタートアップ支援

引用元:経済産業省

 経済産業省では、

支援人材のネットワーク構築、起業応援の税制・融資制度の整備が特徴的な支援

を行っています。

関東地方におけるスタートアップ支援

茨城県のスタートアップ支援

引用元:茨城県公式HP

 茨城県のスタートアップ支援では、補助金やマッチングの援助など多岐に及ぶ支援が特徴的です。
 賃料補助に関しては、

対象が創業5年以内のベンチャー企業で、補助率2分の1(上限20万円/月)

です。
 マッチングの援助に関しては、

NewYorkのアクセラレーター「ERA」と連携し、NYでアクセラレーションプログラムを実施

しています。
 補助金に関しては、3つあります。

①県制度融資(創業支援融資) 融資限度額:3,500万円、融資利率:年1.2%~1.5%
②いばらき新産業創出ファンド 県、金融機関、中小機構等が設立したファンドによる資金調達支援、総額:10億円
③起業支援金の給付 対象:地域課題の解決に資する起業者、補助率:2分の1(上限:200万円)

栃木県のスタートアップ支援

引用元:栃木県産業振興センター

 

 栃木県のスタートアップ支援では、補助金による資金援助が特徴的です。2つあります。①フードバレーとちぎ農商工ファンド活用助成事業(創業支援)と、②とちぎ未来チャレンジファンドによる支援事業計画です。

助成金については、①が上限200万円以内、助成率4/5以内であり、②が上限300万円以内、助成率2/3以内です。

 ただし、①に関して、対象者として、

⑴中小企業者(農林漁業者を除く。)と農林漁業者との連携体
⑵自ら事業を行うNPO法人等の中小企業者以外の者と農林漁業者との連携体
ただし、⑴、⑵において連携体を構成する者は、フードバレーとちぎ推進協議会会員であること

が求められます。
 また、対象事業にも条件があります。

⑴農商工連携による取組であること
⑵助成期間終了後も、事業存続が見込まれる事業内容であること
⑶計画的であり、かつ実現性が高いこと
⑷助成事業の実施体制及び管理体制が十分であること
⑸連携するそれぞれが、工夫を凝らした内容となっていること

 の5つの条件です。

 ②に関しても、対象者は、

⑴ 特定産業振興協議会、フードバレーとちぎ推進協議会、とちぎヘルスケア産業フォーラム、と    ちぎロボットフォーラムのいずれかの会員である中小企業者
⑵⑴からなるグループ

 のいずれかを満たさなければいけません。

 対象事業に関しては、

中小企業者等が行う、特定振興産業、食品関連産業、ヘルスケア関連産業、ロボット関連産業に係る、技術の高度化、新技術・新製品・新役務の開発事業

に限られています。

千葉県のスタートアップ支援

引用元:千葉県公式HP

 千葉県のスタートアップ支援では『ちば新産業育成ファンド』による投資が特徴的です。あらゆるステージの成長企業へ必要に応じた適切な投資を行うとともに、投資先に対するハンズオン型の経営支援を通じて、本県経済の中核となるベンチャー・中小企業の成長を促します。

神奈川県のスタートアップ支援

引用元:神奈川県公式HP

 神奈川県のスタートアップ支援は、補助・助成、情報提供・相談などが特徴的です。『創業者、中小企業者のための支援施策活用ガイド』をダウンロードすると、分野(金融、創業など6分野)、施策区分(補助・助成、情報提供・相談など7区分)、地域の4つの条件で検索ができ、事業に合った支援を受けることができます。

 

民間企業のスタートアップ支援 

マッチングの援助が特徴的なスタートアップ支援を行う民間企業

31VENTURES

引用元:31Ventures

 31VENTURESでは、

東京の東側エリアを国内最大のスタートアップ集積地にすべく発足したプロジェクト「E.A.S.T.構想」を加速するため、挑戦者の成長をサポートする「スタートアップ企業専用のオフィス」

を提供しています。
 また、31VENTURESのオフィスを契約することで、三井不動産やビジネスパートナーを通して各種支援を受けることができます。

東京大学エッジキャピタルパートナーズ

引用元:UTEC

 東京大学エッジキャピタルパートナーズでは、

国内外の大学や研究機関、パートナー投資機関等と連携しながら、優れた科学技術を活かした事業をグローバルで強力に推進できるスタートアップの創出と成長

を目的とし、マッチング援助などを行っています。

技術援助が特徴的な民間企業

Salesforce Ventures

引用元:salesforce

 salesforceでは、事業効率化を援助するアプリケージョンを月額料金支払いで、提供しています。例えば、『Salesforce Essentials』では、新規販路開拓をサポートするアプリケーションです。また、salesforceの製品紹介はTVCMなどでも紹介されています。

MTG Ventures

引用元:MTG Ventures   

 MTG Venturesでは、MTGが持つ、

「モノがつくれる」、「ブランドが創れる」、「販路がある」

といった強みを生かした支援を行っています。

資金援助が特徴的な民間企業

GREE Ventures

引用元:GREE Ventures

 GREE Venturesでは、インターネット領域における革新的な起業家を支援しています。

GMO Venture Partners

引用元:GMO Ventures

 GMO Venturesでは、「問題を発明する」というコンセプトのもと、インパクトを強く与える事業への投資をしています。また、GMO Payment Fundという東南アジアのペイメント領域に特化した戦略投資ファンドも系列しています。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

引用元:伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

 伊藤忠テクノロジーベンチャーズでは、

事業計画書ではなく企業が本人

への投資を指針に、VCとして、投資を行なっています。         

NTTドコモ・ベンチャーズ

引用元:NTT DOCOMO Ventures,Inc.

 NTT DOCOMO Venturesでは、投資対象分野を

ドコモ/NTTグループ各社との協業が見込めるICT領域(主な投資領域:Fintech、コミュニケーション[AR/VR]、セキュリティ、メディアコンテンツ、Bigdata、クラウド、IoT・ドローン、マーケティング・広告、メディカル・ヘルスケア、ロボティクス、電力・電池、AI、Enterprise、教育)

とし、投資しています。
 また、投資活動エリア、出資額は、

グローバルでの投資活動を展開し、主に日本、US、ヨーロッパ、イスラエル、東南アジアで、ベンチャーのステージや戦略的な意味合いにより決定しています。

ハンズオン投資が特徴的な民間企業

東北大学ベンチャーパートナー

引用元:東北大学ベンチャーパートナーズ

 東北大学ベンチャーパートナーズでは、

特にリスクの大きいスタートアップ・アーリー段階のステージへの投資に重点をおき、強靭なミドル・レイター案件に導くことにより、民間資金の「呼び水」となることをねらい

とし、投資しています。
 ハンズオン支援モニタリングとして、

①経営全般に係る支援取締役or監査役派遣(オブザーバ派遣含)

②販路拡大支援

③資金繰り支援

④経営人材の紹介

 をしています。

まとめ

今回は、プレシード期~シード期、アーリー期~レイター期と起業家の皆さんのフェーズにあったスタートアップ支援を東北地方にフォーカスしてご紹介しました。

 OPEN VENTURESでは、地域を問わず「今の事業に悩みがある方」から「これから起業を考える方」まで、可能性ある若手起業家を積極的に支援しています。壁打ちのご依頼や、事業に関するアドバイスなどお気軽にご相談ください!

 ご相談はこちらよりお待ちしております。

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