イベントについて
【完全オンライン開催】U25若手起業家ピッチコンテスト
全国の若手企業家が独自のビジネスアイデアを披露し、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を競い合う1dayメンタリング・ピッチイベント「OPEN PITCH Vol.24」が開催されました。
このイベントは、OPEN VENTURES株式会社主催のもと、自社の企業ビジョンである”知恵とテクノロジーで新しい事業を想像し、個性が輝く楽しい時代に進化する”に基づき、デジタルビジネスを通して共に社会課題に立ち向かい、新たなデジタル事業の創造に挑戦したい若手企業家を発掘し、支援することを目的としています。
OPEN VENTURESでは毎月『OPEN PITCH』を開催しており、
イベント参加者や事業の壁打ちを希望される起業家の方々を随時募集しております。
参加を御希望の場合は下記のページよりお気軽にご応募ください。
「OPEN Pitch」応募ページ申し込みフォーム: https://open-ventures.fund/contact/ |
- 開催日
- 2022/7/23(土)
- 開催時間
- 10:00~18:00
レポート
2022.07.23
第24回目の開催となる「OPEN PITCH Vol.24」は 完全オンラインでの開催となりました。
全国の起業家5名と東京の審査会場をオンラインツールで繋ぎ、全国各地からの同時参加をリモート環境下で実現しています。
今回も様々な産業から、ユニークなバックグラウンドを持つ起業家が集まった回となりました。
前回同様、起業家が抱く社会的課題への深い考察やその解決を目指したビジネスアイデアの共有、
そしてメンターとの有意な議論を通じて、デジタルビジネスの重要性とさらなる可能性を確信する1日となりました。
「OPEN PITCH」選考方法
「OPEN PITCH」は、若手起業家のビジネスアイデアと事業創造に精通した審査員の知見を相乗させることで、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を追及し、実現へ向けてのスピードを加速させるためのコンテストです。
まず、若手起業家が独自のビジネスアイデアを発表します。
次に、審査員である各メンターと順番に1対1で議論し、当初のビジネスアイデアにさらに磨きをかけます。
そして、複数回のメンタリングにより研磨されたアイデアを再度発表し、その内容に基づいて、審査員が優勝者を決定します。
前回に引き続き、今回の「OPEN PITCH Vol.24」も、多様な観点から社会的課題を捉え、ビジネスに対する熱い志を抱いた参加者たちによるハイレベルなコンテストとなりました。
最終ピッチで大きく点を伸ばす方や、大胆なブラッシュアップを加える方が現れるなど、優れたアイデアがさらに突出する契機になったことが伺えます。
「OPEN Pitch Vol.24」審査員コメント
オープンアソシエイツ株式会社 執行役員 RaaS事業部 事業統括 武藤駿輔
メンタリングの際にお話しした内容がブラッシュアップを経て午後に活かされていたことは素晴らしいことだと思います。
今後もこういった日々の積み重ねが長期で見たときの大きな飛躍になると思います。
自分自身も事業を作る立場なので、皆様のように成長していきたいと思います。
ありがとうございました。
Gazelle Capital 代表パートナー 石橋孝太郎
1日の中で起業家の方々の変化を感じました。
今後もロングタームの中でチャレンジを続けて今日のようなプログレスに繋げていただければ幸いです。
本日はありがとうございました。
株式会社はてな 取締役 毛利裕二
一日の中だけでも目に見えて変化があり起業家の方々の成長を感じることができました。
また、プレゼンの変更だけでなく、事業計画にも大きな変化があったことはとても有意義だったと感じます。
どう儲かるのかといったHowにばかり目がいきがちですが、本当に成し遂げたいことは何かを大切にしてください。
本日はありがとうございました。
HIRAC FUND シニア・アソシエイト 甚野広行
起業家の方々の変化のスピードにはとても驚きました。
今後の突破力、可能性を感じました。
様々な事業内容、事業フェーズの方々がおられた中で、起業家の方々の同士の交流も良い刺激になったのではないでしょうか。
本日はありがとうございました。
OPEN VENTURES株式会社 アソシエイト 今泉滉平
起業家の方々の熱い想いを感じることができるプレゼンテーションでした。
個人的にもとても勉強になりましたし、多くの刺激を受けることができました。
OPEN VENTURESは日ごろから、ブラッシュアップのお手伝いをさせていただいておりますので、いつでもお気軽にご連絡下さい。
本日はご参加いただきありがとうございました
「OPEN Pitch Vol.24」結果発表
【優勝】株式会社iDevice 代表取締役 木戸悠人さん
「OPEN Pitch Vol.24」の優勝者は、株式会社iDevice 代表取締役 木戸悠人さんに決定しました。
今回のコンテストでは、優れたビジネスアイデアとして、全メンターからの支持を獲得し優勝となりました。
株式会社iDevice事業紹介
あらゆる顔にフィット変形する人工呼吸器マスクJavalla
株式会社iDeviceはあらゆる顔にフィット変形する人工呼吸器マスクJavallaの開発を行っています。
Javallaを使用することで非侵襲的換気(NIPPV)における皮膚傷害のリスクを抑えることができます。
現在医療現場で使用されている人工呼吸器には、顔の形状とマスクの形状が異なる時強く当たる部分と弱く当たる部分ができてしまうという課題があります。
この影響により顔に均等な圧力がかからず、場合によっては皮膚傷害を生じてしまう可能性があります。
株式会社iDeviceのJavallaはこの課題を解決し、臨床工学技士として医療現場で培ってきた技術で全てのマスクの革新を目指しています。
株式会社iDeviceのJavallaについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
株式会社iDevice公式HP:https://www.med-idevice.com/
「OPEN Pitch Vol.24」の参加を終えて
ピッチで必要な要素、実績を分かりやすく示すなど説得力を増すための工夫をたくさんご教示いただけました。
また事業的にもゴールを踏まえてどのような戦略のパターンなども教えていただき、大変勉強になりました。
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【ベストプログレス賞】セイムテーブル 代表 原山拓海さん
本イベントにおいて、メンターからのアドバイスを基に事業アイデアの大胆なブラッシュアップを行ったチャレンジが称えられ、セイムテーブル 代表 原山拓海さんに「BEST PROGRESS賞」が贈られました。
※BEST PROGRESS賞:起業家の事業プランに対し、本イベントにおいてメンターが助言をした結果、最終ピッチでの”成長”が最も大きかった起業家に送られる賞
セイムテーブル事業紹介
アナログゲームのユーザーをマッチングさせるサービス
セイムテーブルはアナログゲームのユーザーをマッチングさせるサービスの開発提供をしています。
このマッチングサービスでアナログゲームをストレスフリーにプレイできる環境を作ります。
現在、アナログゲームを一緒にプレイする相手が必要にもかかわらずマッチングできるような環境が整っていないという課題があります。
セイムテーブルはアナログゲーム業界を活性化させ、誰もが気軽にアナログゲームに触れられる環境を作り出します。
セイムテーブルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
セイムテーブルTwitter:@sametable215
「OPEN Pitch Vol.24」の参加を終えて
アナログゲームというものがプレイしていない人間にはイメージしづらく、それ故にプレゼンテーションに没入しづらいとのご指摘を頂いたことが印象に残っています。
メンバーが全員ゲームプレイヤーであったために、イメージのしづらさという部分に気が付いていなかった為、虚を突かれたような思いでした。
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下記では、惜しくも受賞は逃しましたが、ハイレベルな闘いを繰り広げた若手起業家と事業概要について紹介します。
クルージュ株式会社 代表取締役 林田色さん
クルージュ株式会社事業紹介
女性の為の友達作りアプリ
クルージュ株式会社の提供する「Touch」は女性のための友達づくりアプリです。
このアプリを利用することで共通の趣味をもつ女性の友達と繋がることができます。
例えば上京するとき、ライフステージが変化するときに共通の話題がある人と出会い友達になりたいというニーズがあります。
しかし、そういった人との出会いの方法が分からないと感じている人が多くいるのが現状です。
私たちはTouchを通してこの課題を解決し、女性限定のマッチングアプリを展開します。
クルージュ株式会社について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
クルージュ株式会社公式HP:https://couloge.co.jp/
「OPEN Pitch Vol.24」の参加を終えて
メンターの方から「女性の動向データ」を活用する点が全く新しい角度で驚きました。
また調べれば調べるほど、C向けで情報を取りB向けに提供しているサービスや上場している会社が多いことを気付くことができました。
私自身の直近の課題として「どう収益化させていくか」に悩んでいたので大変ポジティブになれました。
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株式会社sci-bone 代表取締役 宮澤留以さん
株式会社sci-bone事業紹介
着る運動神経ソリューション
株式会社sci-boneは着る運動神経ソリューションの開発提供をしています。
科学的な運動のコツをインストールしたアプリケーションと連動することで運動を上達することが可能です。
心拍数や睡眠時間を測るのが一般的になり、モーションデータから理想的な生活を体にインストールする時代になっています。
自分にとっての正しい動きを感覚的に把握し、調整していくことで運動のコツを掴む個人デバイスのニーズがあります。
我々はこのニーズを満たし、誰でも運動ができるようになる世界の実現を目指します。
株式会社sci-boneについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
株式会社sci-bone公式HP:https://sci-bone.com
「OPEN Pitch Vol.24」の参加を終えて
ランニング市場にソリューションを提供していくことだけでなく、高齢者の歩行改善・転倒予防の市場に提供することで、市場の大きさや課題に対しても聞き手が納得できることを、メンターの皆さまよりフィードバックいただき、具体的なピッチでの流れや状況の整理をしてもらえた。
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DX Box COO兼CTO 太田圭祐さん
DX Box事業紹介
中小のDXを田舎からひっくり返す
DX Boxは地方企業のDX支援を行うサービスの開発提供をしています。
その地方に住むDXアドバイザーとヒヤリングを重ねた後、その企業にとって最適な、カスタマイズされたDXパッケージを提供します。
現在、DX化のファーストステップとして何から取り組むべきか判断できない地方企業が多くあります。
我々はそれぞれの企業の課題解決のために、親身で丁寧なサービスを提供します。
DX Boxを通して、中小企業のDXの動きを地方から活性化させて参ります。
「OPEN Pitch Vol.24」の参加を終えて
「この方法じゃなダメなんじゃないか、ほかの方法はないか」とすぐさまに言うのではなく、まず「このくらいの数字で自分たちのこの目的と会わないからダメ」としないともったない。と言われたのが印象的でした
またIPOしなくてもやりたいことは達成できるといわれたことも考えさせられました。
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次回「OPEN Pitch」について
「OPEN Pitch Vol.24」は、ハイレベルな参加者が競い合うコンテストとなり、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を大いに感じる場となりました。
また、株式会社OPEN VENTURESのCVC事業に繋がる出会いもあり、次回のイベントにも期待が高まります。
『OPEN PITCH』は今後も開催を予定しており、随時参加者を募集しております。
参加を御希望の場合は下記のページより詳細をご確認の上、ご応募ください。
「OPEN Pitch」応募ページ
申し込みフォーム:https://open-ventures.fund/contact/ |
過去のイベントが気になる方はこちらをご覧ください。
「OPEN Pitch Vol.22」イベントレポート
https://open-ventures.fund/event/open_pitch_vol22/
「OPEN Pitch Vol.23」イベントレポート
https://open-ventures.fund/event/open_pitch_vol23/
〈主催〉
株式会社OPEN VENTURES
https://open-ventures.fund/
〈モデレーター〉
株式会社ニューロマジック 取締役執行役員 木村隆二
https://www.neuromagic.com/