2020/10/30(土)10:00~18:00

1dayメンタリング・ピッチコンテスト「OPEN PITCH Vol.4」

1dayメンタリング・ピッチコンテスト「OPEN PITCH Vol.4」

このイベントは終了しました。
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イベントについて

【完全オンライン開催】U25若手起業家ピッチコンテスト

全国の若手企業家が独自のビジネスアイデアを披露し、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を競い合う1dayメンタリング・ピッチイベント「OPEN PITCH Vol.4」が開催されました

このイベントは、OPEN VENTURES株式会社主催のもと、自社の企業ビジョンである”知恵とテクノロジーで新しい事業を想像し、個性が輝く楽しい時代に進化する”に基づき、デジタルビジネスを通して共に社会課題に立ち向かい、新たなデジタル事業の創造に挑戦したい若手企業家を発掘し、支援することを目的としています。

開催日
2020/10/30(土)
開催時間
10:00~18:00

レポート

2020.10.30

第4回目の開催となる「OPEN PITCH Vol.4」も、新型コロナウイルス感染拡大の対策として、完全オンラインイベントとなりました。
東北、東京、広島に在住の若手起業家5名と東京の審査会場をオンラインツールで繋ぎ、全国各地からの同時参加をリモート環境下で実現しています。
今回も様々な産業から、ユニークなバックグラウンドを持つ若手起業家が集まった回となりました。
前回同様、若手起業家が抱く社会的課題への深い考察やその解決を目指したビジネスアイデアの共有、そしてメンターとの有意な議論を通じて、デジタルビジネスの重要性とさらなる可能性を確信する1日となりました。

 「OPEN PITCH」選考方法

「OPEN PITCH」は、若手起業家のビジネスアイデアと事業創造に精通した審査員の知見を相乗させることで、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を追及し、実現へ向けてのスピードを加速させるためのコンテストです。
まず、若手起業家が独自のビジネスアイデアを発表します。
次に、審査員である各メンターと順番に1対1で議論し、当初のビジネスアイデアにさらに磨きをかけます。
そして、複数回のメンタリングにより研磨されたアイデアを再度発表し、その内容に基づいて、審査員が優勝者を決定します。
前回に引き続き、今回の「OPEN PITCH Vol.4」も、多様な観点から社会的課題を捉え、ビジネスに対する熱い志を抱いた参加者たちによるハイレベルなコンテストとなりました。
最終ピッチで大きく点を伸ばす方や、大胆なブラッシュアップを加える方が現れるなど、優れたアイデアがさらに突出する契機になったことが伺えます。

「OPEN PITCH Vol.4」審査員コメント

OPEN VENTURES株式会社  代表取締役社長  石井 岳之

今回のコンテストは、様々なテーマの事業アイデアがあり、非常に興味深かったです。
事業ごとにテーマこそ違えど、「デジタルで解決する」「テーマにコミットする必然性がある」という共通点があり、大きな可能性を感じました。
その一方で、ビジネス観点で評価すると、事業の経済合理性や社会的価値をさらに深堀る必要があると感じました。
若手起業家の方々は、このような場に参加することで、様々な有識者からフィードバックを得ることができます。ビジネスをする上で、事業の詰めが甘い部分などを指摘してもらうことは早いに越したことはありません。今後も多くの方々に是非参加して頂けたら思います。

株式会社キャンバスプロジェクト 代表取締役 井上 智央

昨今の若手起業家の傾向として、「周りが盛り上げっているから自分も何か周辺に事業ネタがないか」というプロダクトアウト的な着想が透けて見えることが多くなってきているように感じます。
事業とは、周りの意見や行動ではなく、自分とユーザー中心で進めるものです。これはどんな市況でも変わりません。
原体験は時間を重ね深層心理に迫れば強くなって行くものです。周りから与えられたことを事業にするのではなく、原体験に立ち返り、思考を自分軸に戻してから事業を考え抜いて欲しいです。

メンタリングでは「ユーザーの解像度を上げてからプロダクトについて考える。その順番が決して逆にならないように。」ということを一番大切にするよう呼びかけました。

・株式会社キャンバスプロジェクト:https://canvasproject.weebly.com/

東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社 片桐 大輔

イベント全体を通して、完全オンラインによるイベント運営のスムーズさに関心しました。また、各起業家からも事業への高い温度感が伝わりました。「OPEN PITCH」は、なかなか他にはない面白いイベントだと感じます。
メンタリングでは、できるだけエンカレッジするよう応援するスタンスを心掛けました。
それと同時に、過度な期待を抱かせないよう、商売のポイントやテック系ベンチャーにとって重要なサイエンスの観点で是正すべき点もアドバイスしました。

・東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社:https://thvp.co.jp/

 XCapital 合同会社 代表取締役  山根 大

今回のコンテストでは、まだ具体的に事業が煮詰まっていない原石が多いように感じました。
VCから資金調達をする以上、事業には必ずエグジットが伴います。その責任を考え切れていない若手起業家が多かったため、メンタリングでは、事業のゴール設計を徹底的に考える重要性を伝えました。

OPEN VENTURES株式会社  アソシエイト  今泉 滉平

イベント全体を通して、起業家に必要な要素である「応援したくなる爽やかな人」が多かった印象です。ただ、売上が詰められていないまま、とりあえずやりたいことについてまとめているプランが多く、経済合理性が乏しいように感じました。
事業計画をする際は、『事業熱』があるかどうか、順序が逆にならないように仮説を立てて進めていけるかどうかが大切です。
特に、事業テーマに対して強いバックボーン(原体験)があれば、マーケットに対する知識も深くなり、今はない新しいものを生み出しやすくなります。

「OPEN PITCH Vol.4」結果発表

【優勝】「株式会社weCan」代表取締役 高橋 佑生さん

「OPEN PITCH Vol.4」の優勝者は、「株式会社weCan」代表取締役の高橋佑生さんに決定しました。
高橋さんはIoTデバイスを活用した姿勢矯正アプリケーションを開発され、多くの賞を受賞されております。
今回のコンテストでは、優れたビジネスアイデアとして、全メンターからの支持を獲得し優勝となりました。

 

「株式会社weCan」事業紹介

Iotを活用した姿勢矯正アプリケーションを開発

私自身が小中高生にプログラミングを教えていた際に、子供たちの姿勢の悪さに気付き、少しでも子供たちの姿勢を改善したいとの思い出始めた事業です。
スマートフォンやパソコンの登場によって近年問題となっているのがストレートネックです。
ストレートネックは本来湾曲している頸椎が不適切な姿勢により真っ直ぐに伸びてしまうことを指します。またストレートネックは、肩こり、頭痛、眼精疲労など生活に多くの支障をもたらします。
このストレートネックの問題を解決するためにinte-glassを開発しました。
inte-glassは普段使用しているメガネに着脱できるIoTデバイスで、メガネに装着しパソコンに専用のアプリケーションをインストールするだけで適切な姿勢を身に付けることができます。
デバイスの中に加速度センサーが搭載されており頭の傾きを計測することができます。姿勢が悪くなり頭の傾きが大きくなると、パソコンの画面が真っ赤になるという仕組みです。
これにより外部から強制的に姿勢を正すのではなく、自発的に正しい姿勢を促すことができます。
現在は東北大学医学部整形外科教室監修の元、商品開発を行っており、今後はBtoC, BtoB事業としてより多くの方の姿勢矯正につながればと考えています。

「OPEN PITCH Vol.4」の参加を終えて

メンターの方よりいただいたトラクションという概念が自分にはなくてとても新鮮でした。また、他の方にも事業において具体的なアドバイスをいただき今後の展開に活かすことができそうだと感じました。

プロフィール

高橋 佑生(「株式会社weCan」代表取締役 )

東北大学入学後、宮城県仙台市にある特定非営利活動法人natural scienceにて、小中高生対象とした科学教育活動を行なう。その教育活動の中で生まれたアイディアを形にし各種大会に出場(iCAN’17 世界大会first prize、キャンパスベンチャーグランプリ2019年度全国大会文部科学大臣賞等を受賞)。大会等で評価された作品を製品化して社会に提供する場を創りたいとの想いから、2020年10月2日に「株式会社weCAN」を設立。

【審査員特別賞】大分大学  佐藤 将彦さん

本イベントにおいて、メンターからのアドバイスを基に事業アイデアの大胆なブラッシュアップを行ったチャレンジが称えられ、大分大学の佐藤将彦さんに「BEST PROGRESS賞」が贈られました。
※BEST PROGRESS賞:起業家の事業プランに対し、本イベントにおいてメンターが助言をした結果、最終ピッチでの”成長”が最も大きかった起業家に送られる賞

「CLITCH」事業紹介

自分に合ったゲーム仲間をオンラインで探せるプラットフォームを

ゲーム歴14年の私は、最近のオンラインゲームは友達と複数でプレイすることを目的としているゲームが多いと感じています。
しかしオンラインでゲーム仲間を探す時、既存のサービスでは解決できない問題があります。それは自分に最適な仲間かどうか見分けられない点です。
現在ゲーム仲間の募集に使われているtwitterやdiscordは文面での募集のみで、その人がどういったプレイスタイルで、どのような喋り方をするのか理解することはできません。
そこで私たちが提案するのは、クリップを掲載しながらゲーム仲間を集めるプラットフォームです。
クリップとは短い動画のことを指し、動画だからこそプレイヤーの喋り方や雰囲気を感じとることができ、自分に合ったゲーム仲間を探すことができると考えています。
趣味でゲームをしているミドルゲームプレイヤー層と、暇つぶしで遊ぶライトゲームプレイヤー層の獲得を目指していきます。

「CLITCH」についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

CLITCH公式サイト:https://www.clitch.life/

「OPEN PITCH Vol.4」の参加を終えて

市場の調査やマネタイズについて深掘りすることができました。自分がなぜこの事業を行いたいかについても振り返る良い機会となりました。

プロフィール

佐藤 将彦(大分大学、CLITCH)

大分大学経済学部3年
ゲームとシチューが大好きな大学生です!
CLITCHは世界中の人が一緒にゲームをする仲間を簡単に作れるようにしたいという想いでつくりました! 

 下記では、惜しくも受賞は逃しましたが、ハイレベルな闘いを繰り広げた若手起業家と事業概要について紹介します。

「株式会社showcase」 代表取締役 二村 祐介さん

「株式会社showcase」事業紹介

自宅フィットネスサービスの番組配信

コロナの自粛疲れや在宅勤務で心が疲れてしまった方は多くいるかと思います。
私たちは心の健康は体の健康から作られると考えており自宅フィットネスサービスのZeehaaというサービスを始めました。
自宅フィットネスの需要が高まっている中、2つの課題があると考えています。1点目はオンデマンドでいつでも見られるからこそ見ない。2点目がライブ配信だと動画がストック出来ないという点です。
そこで、フィットネス番組の配信×仲間との繋がりというテーマでZeehaaというサービスを考えています。アプリ内では番組の配信や、フィットネスにまつわる投稿をSNSのような形で載せることができ、ユーザー間の交流を深めることが出来ます。
有料会員の方からの課金を主な収益源として考えています。
1度PRを打ち事前登録サポーターを募集したところ、30名のインストラクターがインバウンドで登録してくれました。これからはアウトバンドでの獲得を目指していきます。

「株式会社showcase公式サイト」についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

株式会社showcase公式サイト:https://www.showcase.jp.net/

「OPEN PITCH Vol.4」の参加を終えて

5分くらいのピッチの場合は、競合やビジネスモデルの詳細は割愛して、「なぜこの事業をやるのか」にフォーカスを当てた方がいいとご指摘いただきました。また、最終的になりたい姿、どんな上場をしたいのか、どのレベルまで行きたいのかを明確に示せると、投資家側も話を聞きやすいと教えていただいた。

プロフィール

二村 祐介(「株式会社showcase」代表取締役)

株式会社showcase代表取締役
おうちフィットネスアプリ「zeehaa(ゼーハー)」を12/1正式リリース。
現在早稲田大学教育学部4年 愛知県立千種高校を卒業後に上京 2020年2月まで就職活動を行う。しかし、コロナウイルスの影響で多くの方が鬱病にかかり、自殺する方が増えていることを知り、内定を辞退しヘルスケア・フィットネス領域での起業を決意。

RPAテクノロジーズ株式会社 飯田 実さん(EIR枠)

友人紹介の飲食店に簡単予約ができるサービス

 

既存のグルメサイトの情報は信用できない、だけど毎回知人に聞くのはめんどくさいなという経験はないですか?
またお勧めのお店を聞かれた側も、自身のメモから探して、お店をネットで探して、リンクを送るという手間があります。さらには送られた側もメッセージアプリを起動して、リンクを開いて、予約という工数がかかります。
私が提案するのは、LINEのミニアプリでお店紹介が完結するサービスFoodinです。
Foodinは外食した際の動画や画像を投稿できるSNSプラットフォームとなっています。
信頼できる友達のお店に対する独自レビューを見ることができ、リンクもlineの中で送ることができますので、お店の紹介が簡単になります。
インストール不要、ユーザー登録不要なので、簡単に始めることができます。
収益モデルは、ミニアプリ内の広告となっています。飲食店からお金を取らないため、本当に知りたいお店のみを見つけることができます。

「OPEN PITCH Vol.4」の参加を終えて

やはりプロに見てもらって、様々な観点から突っ込まれると大変勉強になり自分の甘さが露呈して、悔しさとうれしさが入り混じる感情になり成長を感じることができました。
固執せず俯瞰して提供したい価値の本質を考え直すチャンスにもなりました。

プロフィール

飯田 実(RPAホールディングス)

福岡県出身。東京のとんこつラーメンで未だ満足できない。2016年、九州大学芸術工学部工業設計学科入学。
大学時代はプロレスをし、レーザーカッター受託サービス、農業体験マッチングアプリ開発に挑戦し失敗を繰り返してきた。2020年、成長環境を求めてRPAホールディングスに入社。現在RPAホールディングス社員と並行して自分が解決したい課題を解決するべくプロダクト作成に取り組んでいる。

 

「株式会社ull」代表取締役 角田 大河さん

「株式会社ull」事業紹介

アーティストのためのオフィシャルファンページ作成

よくアーティストは稼げないと言われますが、私はこれを解決したいと考えています。
アーティストとして活動していて、SNSなどで有名になった時、何からやればいいのか?どこにファンを集めたらいいのか?これらをワンストップで解決する場所がオフィシャルサイトだと考えています。しかし現状のオフィシャルサイトでは制作コストが高い、グリップ力が低い、収益化しづらいと多くの問題が多くあります。
そこで私たちはFANAというサービスを始めました。
FANAではアーティストの方が簡単に、無料でオフィシャルサイトを作ることができます。またファンの方自信がプッシュ通知で受け取る情報をカスタマイズできるため、本当に必要な情報のみを受け取ることができます。
ファンサイトでコンサート情報や、ライブ配信、グッズの購入などを楽しむことができ、アーティストの方を応援できる仕組みとなっております。

「株式会社ull」についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

株式会社ullホームページ:https://www.ull.co.jp/

「OPEN PITCH Vol.4」の参加を終えて

1アーティストあたりの売り上げを推測することや、お金を払うハードルについてなど収益化について様々なフィードバックをいただくことが出来ました。

プロフィール

角田 大河(「株式会社ull」代表取締役) 

広島市立大学在学中、友人と株式会社ullを創業。学生時代には、広島の学生を対象としたビジネスコンテストにおいて、6度受賞。広島ベンチャーキャピタルで一ヶ月間、インターンを行う。現在、アーティストを支援するオフィシャルページ作成サービス「Fana」を開発中。

次回「OPEN PITCH」について

「OPEN PITCH Vol.4」は、ハイレベルな参加者が競い合うコンテストとなり、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を大いに感じる場となりました。
また、株式会社OPEN VENTURESのCVC事業に繋がる出会いもあり、次回のイベントにも期待が高まります。

【今後のイベントスケジュール】

  • 「OPEN PITCH Vol.5」:2020年11月28日(土)10:00~18:00
  • 「OPEN PITCH Vol.6」:2020年12月20日(日)10:00~18:00
  • 「OPEN PITCH Vol.7」:2021年1月23日(土)10:00~18:00
  • 「OPEN PITCH Vol.8」:2021年2月27日(土)10:00~18:00
  • 「OPEN PITCH Vol.9」:2021年3月27日(土)10:00~18:00

現在、参加者起業家の方を随時募集中です。
下記のページより詳細をご確認の上、是非ご応募ください。 

「OPEN PITCH」応募ページ

申し込みフォーム:https://open-ventures.fund/contact/

過去のイベントレポートはこちらをご覧ください。

「OPEN PITCH Vol.2」イベントレポート

https://open-ventures.fund/event/open_pitch_vol2/

「OPEN PITCH Vol.3」イベントレポート

https://open-ventures.fund/event/open_pitch_vol3/

 

〈主催〉

株式会社OPEN VENTURES

https://open-ventures.fund/

 

〈モデレーター〉

株式会社ニューロマジック  取締役執行役員  木村隆二

https://www.neuromagic.com/