2020/12/20(日)10:00~18:00

1dayメンタリング・ピッチコンテスト「OPEN PITCH Vol.6」

1dayメンタリング・ピッチコンテスト「OPEN PITCH Vol.6」

このイベントは終了しました。
イベントレポートはこちら

イベントについて

【完全オンライン開催】U25若手起業家ピッチコンテスト

全国の若手企業家が独自のビジネスアイデアを披露し、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を競い合う1dayメンタリング・ピッチイベント「OPEN PITCH Vol.6」が開催されました

このイベントは、OPEN VENTURES株式会社主催のもと、自社の企業ビジョンである”知恵とテクノロジーで新しい事業を想像し、個性が輝く楽しい時代に進化する”に基づき、デジタルビジネスを通して共に社会課題に立ち向かい、新たなデジタル事業の創造に挑戦したい若手企業家を発掘し、支援することを目的としています。

OPEN VENTURESでは毎月『OPEN PITCH』を開催しており、
イベント参加者や事業の壁打ちを希望される起業家の方々を随時募集しております。

参加を御希望の場合は下記のページよりお気軽にご応募ください。

「OPEN Pitch」応募ページ申し込みフォーム:
https://open-ventures.fund/contact/
開催日
2020/12/20(日)
開催時間
10:00~18:00

レポート

2020.12.20

第6回目の開催となる「OPEN PITCH Vol.6」も、新型コロナウイルス感染拡大の対策として、完全オンラインイベントとなりました。
北海壮、東北、東京、関西、九州に在住の若手起業家5名と東京の審査会場をオンラインツールで繋ぎ、全国各地からの同時参加をリモート環境下で実現しています。
今回も様々な産業から、ユニークなバックグラウンドを持つ若手起業家が集まった回となりました。
前回同様、若手起業家が抱く社会的課題への深い考察やその解決を目指したビジネスアイデアの共有、そしてメンターとの有意な議論を通じて、デジタルビジネスの重要性とさらなる可能性を確信する1日となりました。

 「OPEN PITCH」選考方法

「OPEN PITCH」は、若手起業家のビジネスアイデアと事業創造に精通した審査員の知見を相乗させることで、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を追及し、実現へ向けてのスピードを加速させるためのコンテストです。
まず、若手起業家が独自のビジネスアイデアを発表します。
次に、審査員である各メンターと順番に1対1で議論し、当初のビジネスアイデアにさらに磨きをかけます。
そして、複数回のメンタリングにより研磨されたアイデアを再度発表し、その内容に基づいて、審査員が優勝者を決定します。
前回に引き続き、今回の「OPEN PITCH Vol.6」も、多様な観点から社会的課題を捉え、ビジネスに対する熱い志を抱いた参加者たちによるハイレベルなコンテストとなりました。
最終ピッチで大きく点を伸ばす方や、大胆なブラッシュアップを加える方が現れるなど、優れたアイデアがさらに突出する契機になったことが伺えます。

「OPEN Pitch Vol.6」審査員コメント

OPEN VENTURES株式会社  代表取締役社長  石井岳之

6回目となる今回でしたが、非常に好感を持てる起業家の方々が多かったです。また、カルチャーテックや、海難事故など、新しいトピックも多く興味深かったです。
しかし一方で、ビジネスの基本的なところであるマーケット理解や、ユーザーの経済合理性の深堀などがまだまだ不十分だなと感じました。加えてスタートアップとしての成長戦略などについてもできるだけ具体的に話せるとメンタリングがより有意義なものになると思います。
ご参加いただき誠にありがとうございました。

F Ventures 代表パートナー 両角 将太

様々なタイプの起業家の方がいらっしゃり、メンタリングの際には人としての魅力も感じることができました。
ピッチ中では見えないような悩みなどについても、しっかりと聞き出して今までの知見を活用したアドバイスをさせていただきました。

イークラウド株式会社 代表取締役 波多江 直彦

様々なフェーズの起業家がいらっしゃったので、それぞれが一歩前に進めるようなアドバイスをできるように心懸けました。
ただ一方で、起業家の方もそれぞれメンタリングに求めるものが異なると思いますので、何を得たいのかを明確化してから望まれるとより有意義な時間になると思います。

REAPRA VENTURES PTE. LTD. 経営企画 佐藤 克唯毅

本イベントの第1回にも参加させて頂きましたが、全体的なレベル感が非常に上がっているなと感じました。これからもお話を聞かせていただきたいなと感じる起業家の方々にお会いすることができました。
情熱を持ち取り組まれている起業家の方々はとても素敵だと思いますが、情熱があるが故に自分の価値観に囚われすぎているようにも感じました。せっかくこのような複数人からフィードバックを頂ける場なので、一旦自分の中で落とし込んでみるのも大切だと思います。 

OPEN VENTURES株式会社  アソシエイト 今泉 滉平

非常に面白い市場に参入している方が多かったなと感じました。メンタリングに関しては「本当に投資を受ける必要があるのか」といった点やKPIの設定が甘い方がおられたので、もう少し細部まで計画を詰めると素敵な事業を作ることができると思います。

「OPEN Pitch Vol.6」結果発表

【優勝】株式会社「Kakedas」代表 渋川 駿伍さん

「OPEN Pitch Vol.6」の優勝者は、株式会社「Kakedas」代表の渋川 駿伍さんに決定しました。
渋川さんは、対話という形で相談のインフラを日本に作り、人生の主人公を増やすといったミッションで企業向けのキャリア相談サービスを展開中。これまでにない新しい形のキャリア相談方法として注目を集め、すでにいくつかの大企業にも導入されています。
本イベントでは、優れたビジネスアイデアとして、全メンターからの支持を獲得し優勝となりました。更に、メンタリングを通したアイデアの大胆なブラッシュアップが評価され、「BEST PROGRESS賞」も併せて受賞されました。

 

株式会社「Kakedas」事業紹介

21世紀を代表するような「相談のインフラ」を作る

私自身起業から5回のピポットを経て今に至り、一時期は事業を作ることを諦めかけた時もありましたが、対話によって本当に救われました。またコロナにより日常への不安やキャリアへの不安を持つ方は日に日に増えてきています。実際カウンセリングの市場領域では各社トラクションが増え、3年で起こる変化が3ヶ月で起こったとも言われております。
対話が文化として浸透していない日本で私は相談のインフラとしての役割を担っていきたいと考えており、オンラインカウンセリングプラットフォームサービスを提供しています。
カケダスの主な特徴は3つあります。1つ目はオンラインで行うことで、導入のハードルを下げることができます。2つ目は独自のアルゴリズムによってユーザー1人1人に最適なコンサルタントとのマッチングが可能です。最後に、社員の気持ちをデータとして可視化し組織改善に役立てます。
現在はオフジョブトレーニングの一環として、離職率の低下やエンゲージメントの向上を目的として取り入れて頂いており、これまでに従業員数300名〜10,000名の企業様の、主に新卒層からシニア層に利用していただいております。
また競合他社と比べた際に、カケダスは個人に徹底的に寄り添ったソリューションを提供しています。これまでの人材育成の現場は、学校教育でいう集合授業のような1人の講師が何百人に対して同じ話をするものでした。しかしカケダスでは1人1人に対話の場を提供しています。

株式会社Kakedas公式サイト:https://corp.kakedas.ooo/

「OPEN Pitch Vol.6」の参加を終えて

2027年にIPOを目指していますが、その為の階段の登り方や最短経路の道筋が明確になりました。また本イベントに望むにあたり、予め質問を用意したことで効率的なメンタリングを受けることができたと感じています。
ネクストアクションとして、新規案件を獲得するためにリード獲得、自社イベントの開催や人事幹部向けイベントへの参加を考えております。

プロフィール

渋川 駿伍(「株式会社Kakedas」代表取締役)
日本ポップコーン協会会長
MITxMicroMasters
情報経営イノベーション専門職大学客員教員
1998年生まれの22歳。高校時代は地元長野県で高校生カフェを創設。
卒業後は1年間のギャップイヤーを取得。
日本をヒッチハイクで周り、お金を使わない実験やインターンシップを経て、
日本ポップコーン協会設立。
同年、MITのMicroMastersプログラムに進学
21世紀を代表する相談のインフラを構築するため、Kakedasを立ち上げる。
TBS『マツコの知らない世界』、News Picks『The Update』他多数出演

下記では、惜しくも受賞は逃しましたが、ハイレベルな闘いを繰り広げた若手起業家と事業概要について紹介します。

「株式会社nanoFreaks」代表取締役 千葉 佳祐さん

「株式会社nanoFreaks」事業紹介

海難事故での早期救出を可能にするウェアラブルデバイスを開発

私たちは、海難事故が起きた際に早期発見、早期救助を可能にするサービスを提供しています。
漁師さんは日々危険な場所でお仕事をされており、落水事故の死亡率は80%と常に死と隣り合わせの現場となっています。しかし海難事故はそもそも事故に気づけないことも多く、それにより発見が遅れ死亡事故につながっています。
そこで私たちはデバイスがが水没すると位置情報と共にSOSをスマホへ自動で発信するウェアラブルデバイスを開発しました。そしてそのSOSを近くにいる他の漁師さんや海上保安庁が受け取れるようなシステムを作り早期の救助開始を可能にします。
今までだと事故発生から救助要請がかかるまで2時間かかるところが、yobimoriのウェアラブルデバイスを使うとおよそ1分まで短縮することができます。そして位置情報を使うことにより効率的に捜索をすることが可能です。
ビジネスモデルは漁業組合を通したBtoBtoCモデルを考えており、組合人数に応じた月額課金システムを考えています。現在福岡の2つの漁業組合に導入が決まっており、今月からテストサービスを初めていきます。
将来的には漁師さんのみならず、個人で船を持ってる方も救助者として追加していき、マリンスポーツなどでレンタル品として提供することも考えています。

「OPEN Pitch Vol.6」の参加を終えて

イベント中のメンタリングを通して、現在のビジネスを続けることについて背中を押してもらうことができました。ビジネスとして今後の延びを求められがちですが、そこに囚われ過ぎず、顧客のペインに真摯に向き合いプロダクトに活かすことの重要性についてフィードバックをいただくことができました。 

プロフィール

千葉 佳祐(「株式会社nanoFreaks」代表取締役)
1995年4月3日生まれ。北海道紋別市生出身。北海道紋別高校と山形大学理学部卒。
九州大学理学府在学中にnanoFreaksを設立。
地元・北海道で漁師である祖父を海難事故で亡くしており、
この問題を解決すべく、海難救助効率化サービス『yobimori』を開発中。
国内外問わず、積極的にビジネスコンテストに出場し多数の優勝・受賞した。
2019年10月には、複数の投資家から資金調達を実施。

 

「株式会社 airamp Japan」代表取締役 齊藤 和生さん 

「株式会社airamp Japan」事業紹介

収益分配型ストリーミングサービスを通じてアーティスト・クリエイターの生活を支援

私はビートボックスのアーティストとして昨年まで、ステージに立っておりました。そんな私も過去には11個のバンドを掛け持ちし、月25日マイクを握ってようやく食べていけるような生活を送っていました。
一概にアーティストといっても、歌を歌うなどで著作権があるアーティストと、バックダンサーなどの著作権がないアーティストに分かれており、後者が90%もいるのが現状です。
インターネット上で映像の二次利用が増えている中、その報酬を受け取っていると答えたアーティストは僅か6.6%でした。
そんなアーティストやクリエイターの収入の不安、将来の不安を解決していきたいと常日頃から感じておりました。
そういった中でメディアの形はチームで作成する地上波テレビからyoutubeなどの個人発信へと変化してきました。その一方で5Gにより、これからはラグなく世界のアーティストと同時セッションをすることができるようになり、再びチームでのコンテンツ作成が盛り上がってくると私は考えています。
このような背景を踏まえ、1人に紐づいたプラットフォームではなく、チームワークに紐づいたプラットフォームとしてairampを開発しました。
airamp上で作品をクリックすると、作品の映像の閲覧、チャット機能、投げ銭機能などがあり、さらに監督やバックダンサーなど作品に携わった方々を見ることができます。
作品の投稿者側はチームメンバー内での細かな収益分配比率を設定することができるのもairampの特徴の1つです。
airampでは著作権のないアーティストの継続的な収益化を可能にし、関係した作品全てを資産化することができます。現在はこれらのサービスをサブスクモデルで展開することを検討しております。
また、編集さんやバックダンサーなど普段スポットライトがあまり当てられることのないアーティストやクリエイターの実績を検索できるようなデータベースとなっており、
作品の投稿者側はチームメンバー内での細かな収益分配比率を設定することができるのもairampの特徴の1つです。
現在アカペラグループを中心に56名の方にサインアップをしていただいております。今後はairamp上でコンテストを行うなどして、新規のユーザー獲得に努めていきたいと考えております。
私はairampでアーティスト、クリエイターが全ての作品で評価される世界を作っていきたいと考えております。

「airamp」についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

airamp公式サイト:https://airamp.net/

「OPEN Pitch Vol.6」の参加を終えて

グロース方法について沢山の質問をいただき、事業を見直すきっかけとなりました。今回のイベントを踏まえて、次のアクションとして関連するスタートアップにコラボレーションを提案していこうと考えております。

プロフィール

齊藤 和生(「株式会社 airamp Japan」代表取締役)
Beatbox artist Cirque Du Soleil
beatbox日本チャンピオン 2008 2012
全日本卓球 天皇杯・皇后杯 音楽監督 (2011~2017)
(プログラミング)
g’s academy Fukuoka DEV1期2019 優勝
福岡デジタルビジネスコンテンツ2019 優秀賞

 

株式会社「wakonart」代表取締役 白江 勝行さん

「株式会社wakonart」事業紹介

最高のおもてなしをおうちに届けるご当地BOXのEC

コロナの影響で地場事業者の売り上げは大きく減少しました。しかしSNS活用やデジタルマーケティングなどを行える人材はいない。さらにインバウンドの復活に向けて何を準備すればいいのかわからないといった課題があります。
今回のコロナのようにオフラインでの収益が上がらない場合、地場事業者は外販事業を強化する必要があると私は考えます。そこで、最高のおもてなしを1箱にというテーマでwakonboxの事業をはじめました。
wakonboxには地場を知り尽くした旅館が厳選した食材を詰め、さらにユーザーそれぞれにあったおもてなしができるように多くのバリエーションを用意しています。また、温泉券など地域限定の物も加えていきたいと考えています。wakonboxの魅力は何が届くか分からない楽しさの提供、旅館が独自に企画する心温まる体験ができる、地場事業者を応援できるといった3点です。
私の親が伝統工芸に携わっているため伝統工芸品などへのネットワークがあり、私自身伝統工芸の若者ののコミュニティを保有しており、文化・観光事業への強いシナジーを持っています。
これからは旅館が持っている顧客データの活用や自社メディアの運用を通して新規利用者の獲得に力を入れていきたいです。また、将来的には越境ECを活用した海外展開も視野に入れながら事業を進めていきます。

「Wakonart」についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

Wakonart公式サイト
https://www.wakonart.co.jp/

「OPEN Pitch Vol.6」の参加を終えて

今回のイベントでは、ピッチを採点する仕組みがあったので自分の現在位置と先を行く起業家の方々との距離感が掴むことができました。
また、VCの方々からのフィードバックの機会が効率的に用意されており、とても有意義な時間を過ごすことができました。
いただいたアドバイスを糧に邁進してまいります。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

プロフィール

白江 勝行(「株式会社wakonart」代表取締役)
大阪府立大学3年休学中。2019年にweb受託の個人事業を開業。
また7ヶ月間位置情報系スタートアップでインターン。
2020年8月に現代書道アーティストとculture-tech領域で株式会社wakonart創業
世界最高級の文化生活を提供することをミッションに活動中。

 

東北大学 松崎 宗真さん

ウェアラブルデバイスの開発を通じて過呼吸への不安をなくす

私は過換機症候群がきっかけで様々な症状を引き起こしてしまう方々を助けたいと考えています。事前調査で可換機症候群を発症したことある方は一般人口の6%~11%に当たることがわかりました。
罹患者のペイントしては、いつ再発するかわからないという不安があり、その緊張によりさらに症状を悪化させてしまう、というものがあります。
そこで私たちは、過呼吸などの呼吸不全を自動検知・予測するマスク用のセンシングデバイスを開発しました。具体的には外付けのハードウェアにより、呼吸の気量データ・回数回数などを計測し、スマホへのリアルタイムでの送信を可能にします。そしてスマホのアプリケーションにより、適切な改善策提示やアラート処理などを行うことができます。
ビジネスモデルとしては医療機関向けのBtoBtoC展開を考えており、さらに呼吸データを保険会社にパッケージ提供することでも収益化を図ることができます。
呼吸機能のセンシング技術は横展開が可能だと考えており、他の異常呼吸や喘息などの炎症評価サービスも将来的には狙っていきたいです。

「OPEN Pitch Vol.6」の参加を終えて

イベント参加前はサービスの展開方法が定まっていませんでしたが、メンタリングを通してしっかりと定めることができました。ブラッシュアップタイム中にも、メンターの方がつきっきりで様々な気づきを与えてくれました。

プロフィール

松崎 宗真(東北大学)
2019年4月より東北大学工学部電気情報物理工学科に在学中。
東北大学附属病院でプロダクト開発等の経験を積む。
全国AI/DATA IDEASON2020優秀賞受賞(全国2位相当),AISUM2020大学ビジコン出場。

次回「OPEN Pitch」について

「OPEN Pitch Vol.6」は、ハイレベルな参加者が競い合うコンテストとなり、デジタル時代の未来を切り開く新たな価値創造の可能性を大いに感じる場となりました。
また、株式会社OPEN VENTURESのCVC事業に繋がる出会いもあり、次回のイベントにも期待が高まります。
次回「OPEN Pitch Vol.7」は、1月23日(土)に開催予定です。
現在、参加者は随時募集中となっているので、希望する場合は下記のページより詳細を確認の上、ご応募ください。 

「OPEN Pitch」応募ページ

申し込みフォーム:https://open-ventures.fund/contact/

過去のイベントが気になる方はこちらをご覧ください。

「OPEN Pitch Vol.4」イベントレポート
https://open-ventures.fund/event/open_pitch_vol4/

「OPEN Pitch Vol.5」イベントレポート
https://open-ventures.fund/event/open_pitch_vol5/

 

〈主催〉

株式会社OPEN VENTURES
https://open-ventures.fund/

 

〈モデレーター〉

株式会社ニューロマジック  取締役執行役員  木村隆二
https://www.neuromagic.com/