ベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達メリット/デメリット
起業をする経営者の方々の中で、「ベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達ってどうやるの?ベンチャーキャピタルってよくわからないから怖い」このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
実際、べンチャーキャピタルは現代社会の表に出ることはなかなかなく、陰からスタートアップ業界を支えています。このことから、起業してまもない経営者の方々があまりご存知ないのも無理もありません。
ベンチャーキャピタル(VC)を正しく知り、正しく活用することで、ご自身の企業をより大きくすることができます。
今回は、そんなベンチャーキャピタルのメリット・デメリット、その後投資ラウンド別に国内のベンチャーキャピタルを紹介します。
この記事で、ご自身のベンチャーキャピタルへの理解が深まり、資金調達への第一歩が歩めるようになるでしょう。
目次
- 1 ベンチャーキャピタルとは(VC)?
- 2 ベンチャーキャピタル(VC)から出資を受けるメリット・デメリット
- 3 ベンチャーキャピタル(VC)から資金調達をするには?
- 4 投資ラウンド別国内ベンチャーキャピタル(VC)一覧
- 5 シード
- 6 アーリー
- 7 シリーズA
- 8 シリーズB
- 9 シリーズC
- 10 『OPEN PITCH』にご参加いただいたベンチャーキャピタル(VC)(一覧)
- 11 その他スタートアップの資金調達方法9選
- 12 エンジェル投資家から出資を受ける
- 13 日本政策金融公庫の新創業融資制度
- 14 制度融資
- 15 信用保証協会の保証付融資
- 16 クラウドファンディング
- 17 地域中小企業応援ファンド
- 18 地域創造的起業補助金
- 19 小規模事業者持続化補助金
- 20 キャリアアップ助成金
- 21 まとめ
ベンチャーキャピタルとは(VC)?
VC(ベンチャーキャピタル)とは、ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社のことをいいます。
JVCA(日本ベンチャーキャピタル協会)のベンチャーキャピタル最新動向レポート(2018年)によると、VCは日本において202社あり、増加傾向にあります。
ベンチャーキャピタル(VC)から出資を受けるメリット・デメリット
【メリット】ベンチャーキャピタルからの出資
- 調達できる金額が大きい
- 返済義務がない
- 経営のノウハウを学ぶことができる
【デメリット】ベンチャーキャピタルからの出資
- 経営方針への干渉を受ける可能性がある
- 早期資金回収のリスクがある
- 持株を失ってしまう
ベンチャーキャピタル(VC)から資金調達をするには?
ベンチャーキャピタルからの資金調達を受けるには、まずVCから自身の経営している会社に対して興味を持ってもらう必要があります。
そのようにVCやその他のステークホルダーから認知してもらうのに有効なのがピッチコンテスト・ピッチイベントです。
ピッチコンテストとはスタートアップ等の起業家や事業立案者を対象に、アクセラレーターや投資家などの審査員に対して自らの事業計画をプレゼンテーションするイベントのことです。
イベントによっては審査員からのメンタリングを受けることが出来る、優秀者に対して賞金が進呈される、出資検討をしてもらえるなど様々な形式のピッチコンテストがあります。
OPEN VENTURESでは、全国のピッチイベント・ピッチコンテストをまとめた記事がございます。より詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
また、OPEN VENTURESでは、「今の事業に悩みがある方」から「これから起業を考える方」まで、可能性ある若手起業家を積極的に支援しています。壁打ちのご依頼や、事業に関するアドバイスなどお気軽にご相談ください!
ご相談はこちらよりお待ちしております。
投資ラウンド別国内ベンチャーキャピタル(VC)一覧
投資ラウンドとは「投資家が企業に対して投資をする段階」を指す言葉です。
スタートアップ企業に投資する代表的な存在がベンチャーキャピタルですが、ベンチャーキャピタルは利益を最大化するため、「自分の投資目的を果たしやすい時期」の会社に投資を行うという特徴があります。
投資ラウンドの分け方は様々ですが、今回はこちらのサイトの定義のもと分類し、定義は引用させていただきました。
シード
シードとは、企業が打ち出すビジネスの方針が決まった段階のことです。具体的な事業内容や、サービスの販売方法については何一つ決まっていません。
言わば種を蒔いた状態であるので、シードと称されます。投資家がシードに投資するのは、博打であると言えます。
創業者が実績があるのであればまだ理解できますが、シードの段階で将来的に成長する企業を見出すのは至難の業です。
シードの段階での資金調達は困難を極めます。
具体的な事業計画書を見せるなどして、将来性をアピールすることで出資を受けられる可能性が高まります。
- OPEN VENTURES株式会社
- StartPoint
- ファルコン・キャピタル
- インキュベイトファンド
- basepartners LLP
- DIMENSION株式会社
- IDATEN Ventures
- 旺文社ベンチャーズ
- フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
- ライフタイムベンチャーズ
- 株式会社KVP
- Coral Capital
- MIRAISE
- クオンタムリープベンチャーズ株式会社
- REAPRA VENTURES PTE.LTD.
- Plug and Play Japan株式会社
- 株式会社ゼロワンブースター
- DMM VENTURES
- バリュークリエイション株式会社
- Contech Fund(カシワバラ・コーポレーション)
- F Ventures LLP有限責任事業組合
- 株式会社マフィン
- Assertive Investment LLP
- レジェンド・パートナーズ
- AS-ACCELERATOR
- Gazelle Capital
- 暁翔キャピタル
- 一般社団法人日本スタートアップ支援協会
- 株式会社サムライインキュベート
- 株式会社MAKOTOキャピタル
- 株式会社ディープコア
- SBI CapitalBase株式会社
- epiST Ventures株式会社
- イークラウド株式会社
- 事業創造キャピタル株式会社
- Reality Accelerator
- 東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社
- 株式会社ウィルグループ
- 株式会社電通
- 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
アーリー
アーリーとは、企業がビジネスを開始した初期段階のことです。大きな利益を得るためには、アーリーでの初期費用が欠かせません。
シードよりは事業内容に具体性が現れてきますが、それでも依然として出資を期待するのは難しいのが現実です。
アーリーでは、返済義務のない助成金や補助金を利用したり、公的融資を受けたりすることが重要です。
- OPEN VENTURES株式会社
- StartPoint
- ファルコン・キャピタル
- インキュベイトファンド
- basepartners LLP
- DIMENSION株式会社
- IDATEN Ventures
- 旺文社ベンチャーズ
- フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
- ライフタイムベンチャーズ
- 株式会社KVP
- Coral Capital
- MIRAISE
- クオンタムリープベンチャーズ株式会社
- REAPRA VENTURES PTE.LTD.
- Plug and Play Japan株式会社
- 株式会社ゼロワンブースター
- DMM VENTURES
- バリュークリエイション株式会社
- Contech Fund(カシワバラ・コーポレーション)
- F Ventures LLP有限責任事業組合
- 株式会社マフィン
- Assertive Investment LLP
- レジェンド・パートナーズ
- AS-ACCELERATOR
- Gazelle Capital
- 暁翔キャピタル
- 一般社団法人日本スタートアップ支援協会
- 株式会社サムライインキュベート
- 株式会社MAKOTOキャピタル
- 株式会社ディープコア
- SBI CapitalBase株式会社
- epiST Ventures株式会社
- イークラウド株式会社
- 事業創造キャピタル株式会社
- Reality Accelerator
- 東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社
- 株式会社ウィルグループ
- 株式会社電通
- 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
- GxPartners LLP
- テレビ東京COM
- グローバル・ブレイン株式会社
- 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
- STRIVE
- 一般財団法人KIBOW
- 株式会社日本クラウドキャピタル
- D4V合同会社
- 株式会社オールアバウト
- 株式会社安川電機
- 株式会社MTG Ventures
- グローブアドバイザーズ株式会社
- DNX Ventures
- 栖峰投資ワークス株式会社
- 三井不動産株式会社
- 一般財団法人社会変革推進財団(略称SIIF)
- Heart Driven Fund
- 株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ
- 株式会社iSGSインベストメントワークス
- DBJキャピタル株式会社
- 株式会社環境エネルギー投資
- 凸版印刷株式会社
- ニッセイキャピタル株式会社
- Global Catalyst Partners Japan
- 地域創生ソリューション株式会社
- 株式会社コロプラネクスト
- 株式会社JR西日本イノベーションズ
- 三井住友海上キャピタル
シリーズA
シリーズA(エクスパンション)は事業が本格的に始まり、顧客を獲得していく段階のことです。
この段階まで来れば、出資を検討する投資家も増えてきます。
エクスパンションでは事業を拡大するために、多額の資金を必要とします。この際に、株式の発行で資金調達をすることもあるかもしれませんが、株式の保有比率には気をつけましょう。
投資家の株式保有率が高くなりすぎると、企業の方向性の舵取りが難しくなります。
- Gazelle Capital
- 暁翔キャピタル
- 一般社団法人日本スタートアップ支援協会
- 株式会社サムライインキュベート
- 株式会社MAKOTOキャピタル
- 株式会社ディープコア
- SBI CapitalBase株式会社
- epiST Ventures株式会社
- イークラウド株式会社
- 事業創造キャピタル株式会社
- Reality Accelerator
- 東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社
- 株式会社ウィルグループ
- 株式会社電通
- 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
- GxPartners LLP
- テレビ東京COM
- グローバル・ブレイン株式会社
- 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
- STRIVE
- 一般財団法人KIBOW
- 株式会社日本クラウドキャピタル
- D4V合同会社
- 株式会社オールアバウト
- 株式会社安川電機
- 株式会社MTG Ventures
- グローブアドバイザーズ株式会社
- DNX Ventures
- 栖峰投資ワークス株式会社
- 三井不動産株式会社
- 一般財団法人社会変革推進財団(略称SIIF)
- Heart Driven Fund
- 株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ
- 株式会社iSGSインベストメントワークス
- DBJキャピタル株式会社
- 株式会社環境エネルギー投資
- 凸版印刷株式会社
- ニッセイキャピタル株式会社
- Global Catalyst Partners Japan
- 地域創生ソリューション株式会社
- 株式会社コロプラネクスト
- 株式会社JR西日本イノベーションズ
- 三井住友海上キャピタル
- 株式会社SXキャピタル
- 株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
- JR東日本スタートアップ株式会社
- セールスフォース・ベンチャーズ
- 株式会社モノフル (日本GLP(株)グループ)
- 三生キャピタル株式会社
- 株式会社オプトベンチャーズ
シリーズB
シリーズB(グロース)とは、事業の経営が軌道に乗り始めた時期のことです。
利益が安定してくるので、グロースでは更なる事業規模の拡大を狙って上場する企業も出てきます。
グロースの段階まで来れば、出資を希望するベンチャーキャピタルも出てきます。
大きな資金を必要とする場合は、積極的に活用しましょう。
- グローブアドバイザーズ株式会社
- DNX Ventures
- 栖峰投資ワークス株式会社
- 三井不動産株式会社
- 一般財団法人社会変革推進財団(略称SIIF)
- Heart Driven Fund
- 株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ
- 株式会社iSGSインベストメントワークス
- DBJキャピタル株式会社
- 株式会社環境エネルギー投資
- 凸版印刷株式会社
- ニッセイキャピタル株式会社
- Global Catalyst Partners Japan
- 地域創生ソリューション株式会社
- 株式会社コロプラネクスト
- 株式会社JR西日本イノベーションズ
- 三井住友海上キャピタル
- JR東日本スタートアップ株式会社
- セールスフォース・ベンチャーズ
- 株式会社モノフル (日本GLP(株)グループ)
- 三生キャピタル株式会社
シリーズC
シリーズC(レイター)は企業の経営が安定化する時期のことです。
ここまでくれば、株式上場を狙う企業も多く存在します。
レイターの資金調達は、銀行からの融資も可能です。
更なる事業規模の拡大を狙ってM&Aを画策する企業も出てきます。
- 株式会社iSGSインベストメントワークス
- DBJキャピタル株式会社
- 株式会社環境エネルギー投資
- 凸版印刷株式会社
- ニッセイキャピタル株式会社
- Global Catalyst Partners Japan
- 地域創生ソリューション株式会社
- 株式会社コロプラネクスト
- 株式会社JR西日本イノベーションズ
- 三井住友海上キャピタル
- 株式会社モノフル (日本GLP(株)グループ)
- 三生キャピタル株式会社
『OPEN PITCH』にご参加いただいたベンチャーキャピタル(VC)(一覧)
OPEN VENTURES株式会社
OPEN VENTURESは「DX、AI、IoT、地方創生領域で、新たな価値を生みだし、日本の未来に貢献する」をビジョンにRPAホールディングスの100%出資によって設立されたCVCです。日本の未来を担うことが期待されるプレシード、シードステージの若手起業家に対して投資を行います。
加えて、ファイナンス(資本・調達戦略策定や、財務設計など)や、マーケティング・事業企画などを、グループ会社の経営陣をアサインし、ハンズオンで事業創出を支援することに加え、RPAホールディングスグループが展開する会計・労務・法務などバックオフィス自動化ソリューションを無償で提供いたします。
起業家が「本来の役割(=事業創造)」に集中できるよう、徹底したサポートを行い、共に日本の未来に貢献する価値を生み出します。
OPEN VENTURESでは、毎月1回ピッチコンテスト『OPEN PITCH』を行っています。完全オンラインで全国の若手起業家を対象に開催されています。
『OPEN PITCH』では、複数のメンターによる個別メンタリングといった手厚い支援を受けることができます。
また、OPEN VENTURESでは、ピッチコンテスト以外にも無料で「壁打ち」や「事業へのアドバイス」を行っています。「今の事業に悩みがある方」から「これから起業を考える方」まで、OPEN VENTURESは可能性ある若手起業家を積極的に支援しています。
OPEN PITCHでは毎回レポートを作っています。レポートはこちら
OPEN VENTURESは、2021年5月に第一号出資として、「いつものゲーム仲間」を探せるゲーマー向けコミュニティサービスを開発する「CLITCH株式会社」に出資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
REAPRA VENTURES PTE. LTD.
REAPRA VENTURES PTE. LTD.はシンガポールに本拠地を置くREAPRA(リグループが、日本での投資・事業立ち上げを強化するために設立したVCです。
REAPRA VENTURES PTE. LTD.は、「研究と実践を通じて、産業を創造し、社会に貢献する」というミッションを掲げています。
そして、当該ミッションを達成するためにREAPRA WAYと呼ばれる独自の方法論を紡ぎ出し、投資先へのハンズオン支援を行なっています。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第1回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして経営企画 佐藤克唯毅様が参加してくださいました。
REAPRA VENTURES PTE. LTD.はA-CROSS、AGRIGATE、AGRIMEDIA等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
株式会社サイバーエージェントキャピタル
株式会社サイバーエージェントキャピタルは、グローバルイノベーションを牽引するベンチャーの共創キャピタルです。
特徴として、投資・支援の領域をインターネットビジネスに特化し、専門性の高いインキュベーションを強みにしています。
投資ステージとしては、シード期からアーリーステージでのハンズオンを対象としており、起業家のパートナーとして深くコミットしています。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第3回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとしてヴァイス・プレジデントの北尾 崇様が参加してくださいました。
株式会社サイバーエージェントキャピタルは株式会社ACROVE、株式会社スムーズ、株式会社ストラーツ、株式会社miive等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社は、2015年2月23日に東北大学100%出資の子会社として設立されたVCです。
「社会との共創」をキャッチフレーズにし、東北大学の研究成果や知見の社会実装化を図り、イノベーションを興し、より豊かな社会を切り開く志の高い企業や経営者に投資しています。
また、特徴として事業構想段階から関与していくVCであることがあげられます。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第4回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして片桐 大輔様が参加してくださいました。
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社は、THVP-1号ファンドとTHVP-2号ファンドを組成し、現在投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
東京大学エッジキャピタルパートナーズ
東京大学エッジキャピタルパートナーズは、東京大学が承認する「技術移転関連当事者」として、ベンチャー企業を通じた大学の「知」の社会還元に向けて、優れた知的財産・人材を活用するベンチャー企業に対して投資を行うVCです。
創業前を含めたさまざまな成長ステージに応じた投資・支援を行なっています。
また、「Sience/Technologyを軸に、資本・人材・英知を還流させ、世界・人類の課題を解決するためのフロンティアを開拓する」という投資哲学を持っています。
投資ステージは幅広く、エンジェル期〜IPOまで支援しています。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第5回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして パートナー 坂本 教晃様が参加してくださいました。
東京大学エッジキャピタルパートナーズは株式会社アルガルバイオ、bitBiome株式会社等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
F Ventures
F Venturesはプレシード・シードのスタートアップに投資支援を行う独立系ベンチャーキャピタルです。
若手への支援にも力を入れており、国内最大級の学生向けスタートアップイベントTORYUMONを東京と福岡で年2回開催しています。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第6回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして 代表パートナー 両角 将太様が参加してくださいました。
F VenturesはTIMEE、ロジクラ等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
MTG Ventures
MTG Venturesは、株式会社MTGのBEAUTY&WELLNESS事業分野の拡大に向け設立されたCVCです。
Beauty-tech、Wellness-tech、Food-tech、Sports-techの4分野を中心にスタートアップへの投資を行なっています。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第7回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして代表取締役 藤田 豪様が参加してくださいました。
株式会社ANOBAKA
株式会社ANOBAKAは、シード期〜アーリーステージあでの起業家を支援するVCです。
インターネット領域全般に広く投資しており、投資領域を限定指定していないのが特徴です。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第7回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとしてアソシエイト 葛西 飛鳥様が参加してくださいました。
株式会社ANOBAKAはSWEEP、ALMA、FREMBASSY等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
ジャフコグループ
ジャフコグループは、1973年に設立された日本最大のVCです。
国内外における運用ファンドの累計コミットメント額は1兆円を越え、投資先企業の累計上場社数は1000社超です。
現在、新規投資の95%は、シード・アーリー期の企業に対して行なっています。
また、新規投資のみに限らず、投資先の成長に必要な段階で継続的に投資を行なっており、複数回投資比率は47&にもなるそうです。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第8回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして関西支店長 高原 瑞紀様が参加してくださいました。
ジャフコグループはChatwork、Repro、UUUM等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
千葉道場ファンド
千葉道場ファンドは、日本では見かけない企業コミュニティによる起業家のための投資ファンドです。
運営チームは全員、EXIT経験のある元スタートアップ起業家です。
よって、千葉道場ファンドの強みは、スタートアップに心から寄り添えることであると言えます。
投資対象はシード、またはレイターステージです。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第8回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとしてキャピタリスト 廣田 航輝様が参加してくださいました。
コロプラネクスト
コロプラネクストは2015年に設立され、業種業態問わず、幅広くスタートアップ・上場株式に投資しているVCです。
スタートアップ投資に関しては、先端技術、BtoC、エンターテイメント領域などで展開する日米韓の企業や、若手起業家を中心に投資を行なっています。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第9回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして キャピタリスト 淵江 大道様が参加してくださいました。
コロプラネクストはNRISE、SNKRDUNK、BOUND等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
Yazawa Ventures
azawa Venturesは、「働く」の変革にかかわる領域のスタートアップへ出資をする独立系シード特化のVCです。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第9回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとしてパートナー 矢澤 麻里子様が参加してくださいました。
SOLERA Investment
SOLERA Investmentは、アジアでの事業展開ノウハウを豊富に備えたVCです。
投資ラウンドとしては、シード、アーリー期にフォーカスし、香港・北京・東京の3拠点を生かしたハンズオンの成長サポートを実施しています。
また、強みとしてアジアでの事業経験が豊富なチームにより、投資先の成長に寄与できるコンサルティングの提供ができることがあげられます。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第9回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとしてCEO 中川祐輝様が参加してくださいました。
SOLERA InvestmentはSoul Logic、Dealcha、Bagan Innovation echnology等に投資しています。詳しくはこちらをご覧ください。
Gazelle Capital
Gazelle Capitalは2019年9月11日に設立した独立系のベンチャーキャピタルです。
創業直後の起業家をメインに初期資金の投資等を行なっています。
投資方針として、「新興企業の中で圧倒的な成長力と雇用創出力があると定義されるガゼル企業」を1社でも多く生み出すことを掲げていることが特徴と言えます。
OPEN VENTURESが定期的に開催している起業家向けのオープンピッチでは、第10回1dayメンタリング・ピッチコンテストのメンターとして代表パートナー 石橋孝太郎様が参加してくださいました。
その他スタートアップの資金調達方法9選
エンジェル投資家から出資を受ける
エンジェル投資家とは、創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のことです。
投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的で、主にエンジェル投資家はキャピタルゲインを獲得することを目的にしています。
【メリット】エンジェル投資家から出資を受ける
- 毎月の返済義務がない
- 出資までの判断が早い
- 経営のアドバイスがもらえる
- 人脈が広がる
【デメリット】エンジェル投資家から出資を受ける
- 出資額の規模が小さい
- 経営に過度に口出しされる可能性がある
- 経営決定権に支障が出る
日本政策金融公庫の新創業融資制度
日本政策金融公庫の新創業融資制度は、創業前または創業後間もない事業者が、無担保・無保証で利用できる創業融資であり、創業者にとって利用しやすい制度となっています。
【メリット】日本政策金融公庫の新創業融資制度
- 起業家への融資スタンスが積極的
- 最大3000万円が無担保無保証・連帯保証人署名不要で融資可能
- 融資実行前のスピードが速い
- クラウド会計ソフトから申請できる
【デメリット】日本政策金融公庫の新創業融資制度
- 金利が若干高い
制度融資
制度融資とは、地方自治体・金融機関・信用保証組合が連携して提供する融資のことです。
中小企業や小規模事業者の資金調達サポートを目的としています。 長期・低金利で借入することができるため、これから創業する方や資金が必要な方は必見の制度と言っていいでしょう。
【メリット】制度融資
- 審査ハードルが低い
- 金利が低い
- 各種経営支援が付属する場合がある
【デメリット】制度融資
- 上限金額が設定されている
- 自治体毎に制度設計されており、しばしば複雑
- 手続きに時間を要する
信用保証協会の保証付融資
信用保証協会保証付融資は、信用保証協会が保証人となる融資制度です。
信用保証協会に保証を申し込み、承諾を得たら金融機関に融資を申し込みます。金融機関の審査に通ったら、融資を受け取るしくみです。
【メリット】信用保証協会の保証付融資
- 万が一返済ができなくなった場合、金額の80%を信用保証協会が肩代わりしてくれる
- 金融機関の審査に通りやすい
- 将来、プロパー融資(信用保証協会の保証を受けない融資)を受けやすくなる
【デメリット】信用保証協会の保証付融資
- 保証料が発生する
- 資金の保証対象が限られている
クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、群衆と資金調達を組み合わせた言葉です。
不特定多数の人が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを意味しています。
企業は、クラウドファンディングサービスのサイトを通して事業の魅力をアピールして資金を募ります。企業の事業に魅力を感じて支援したい人が、その専用サイトを通じて企業に寄付する流れです。
【メリット】クラウドファンディング
- 手軽に資金調達を実現できる
【デメリット】クラウドファンディング
- 目標の資金額を調達できない場合もある
地域中小企業応援ファンド
地域中小企業応援ファンドは、都道府県が中小企業基盤整備機構(経済産業省の外郭団体、以下中小機構)からの貸付金と合わせてファンドに貸しつけたその運用益により中小企業に対して助成金を出す、というものです。
【メリット】地域中小企業応援ファンド
- 創業前や創業直後に申し込みが可能
- 新商品開発や販路開拓など幅広い経費を助成してくれる
- 返済の義務がない
【デメリット】地域中小企業応援ファンド
- 必ず受給できるとは限らない
- 地域によってはファンドがない
地域創造的起業補助金
地域創造的起業補助金とは、新たな需要や雇用の創出等を促して経済を活性化させることを目的に、新たに創業する者に対して創業に要する経費の一部を補助するものです。
起業時に必要な資金の一部を補助してもらえます。
【メリット】地域創造的起業補助金
- 返済の義務がない
- 市区町村が実施する「認定特定創業支援業」の支援を通して、経営に関するノウハウを身に付けられる
- 将来、金融機関からの融資を受けやすくなる
【デメリット】地域創造的起業補助金
- 必ず受給できるとは限らない
- 通年公募されていない
- 受給までに時間を要する
小規模事業者持続化補助金
持続化補助金は、小規模事業者が行う販路開拓や生産性向上の取組に要する経費の一部を支援する制度です。
この制度は、商工会、商工会議所のサポートを受けながら経営計画書、補助事業計画書を作成し、審査を経て採択が決定された後、所定の補助を受けられます。
小規模事業者を対象に、販路開拓にかかわる経費を補助してくれます。
【メリット】小規模事業者持続化補助金
- 年度によって補助金額が増える場合もある
- 返済の義務がない
【デメリット】小規模事業者持続化補助金
- 必ず受給できるとは限らない
- 自己負担もある
- 審査に時間がかかる
キャリアアップ助成金
キャリアアップ助成金とは、日本において雇用保険法等を根拠に、非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対する助成金の一つです。
【メリット】キャリアアップ助成金
- 優秀な人材を育成したり、確保したりするために活用できる
- 返済の義務がない
【デメリット】キャリアアップ助成金
- 必ず受給できるとは限らない
- 申請のための書類作成に時間を要する
- 審査に時間がかかる
まとめ
ベンチャーキャピタル(VC)を正しく理解していただくことはできたでしょうか。日本のベンチャーキャピタル(VC)の活動はこれからもっと活発になってくるでしょう。
このようなリスクマネー(ベンチャー企業に融資する資金)の増加は、きっとスタートアップを経営されている方々の事業にとって追い風となるはずです。これを機会に積極的に検討・活用していきましょう。
OPEN VENTURESでは、「今の事業に悩みがある方」から「これから起業を考える方」まで、可能性ある若手起業家を積極的に支援しています。壁打ちのご依頼や、事業に関するアドバイスなどお気軽にご相談ください!
ご相談はこちらよりお待ちしております。